不登校が二人に増えました!

前回の投稿からずいぶんと時間が経過しました。この間、我が家の次女にも自閉スペクトラム症の可能性があるということが判明しました。次女は昨年度の6月ごろより少しずつ心身の調子を崩すことが増え、1学期末より学校に行き渋り始めました。3学期にはついに不登校状態に。現在は学校教育支援センター(いわゆる適応教室)と学校のハイブリッド(と言って良いのか)状態です。3年生になり少しずつ学校で過ごせる時間もできてきました。我が家には不登校5年目となる中学3年生の息子もおります。今回の次女の不登校に関しては、息子の時に得た教訓も生かしながらも、やはり同じように悩みや不安を抱きながら進めてきました。何が正解かなんて全くわからない日々ですが、現在参加しているニューロダイバーシティゼミで学んでいることを生活に取り入れながら過ごしています。ここでの学びそのものが自分のメンタルヘルスの維持にもずいぶん役立っています。

次女も少しずつ「そうそう、本来こんな子だったな」と思える姿を取り戻してきました。そのことで私本人にも少しだけ余裕が戻ってきました。
そこで彼女が宿題をする間の時間、その隣でnoteに日々の記録を残すことにしました。息子が不登校になった時も、それを記録することで自分の気持ちの整理を促すことができました。不登校も発達障害も個別性が高く、我が家の悩みへの対処法がどなたかの役に立つかどうかはわかりませんが、書き留めておかなければ流れ去って忘れてしまう日々の記録を始めてみます。


今日は、久々に自分が主催している親の会を開くことができました。親の会と言っても、目指すは親の会の一歩手前くらいの場所です。皆さんとおしゃべりして、「なかなかこんな話は気軽にできなくて、楽しかった」と言う嬉しい感想をいただきました。カフェを貸し切っての開催が、自分自身のリフレッシュにも役立っています。

今日は少しだけ学校に行ってみた娘。ありがたいことに担任の先生にも柔軟に対応していただいています。次女は、兄という「不登校の先輩」が家にいましたので、学校に行かないという選択があるということを幼いながらに知っていました。知っていたから切り替えることができました。でも、学校にいることがとても苦しい子やその親御さんの中には、学校以外の選択肢を知らない方もいらっしゃると思います。
今日、娘が「そうか、にいにがポータルを引いてくれていたのか」と言いました。ポータルとは、息子がよくプレイしているAPEX LEGENDSというゲームに出てくるキャラクター「レイス」の必殺技(?)です。どこでもドアのようにワープするトンネルを作ることができる技です。息子が「こっちだ!」って言って、学校に行かない道を引いてくれたということでしょうか。うまい例えだと思いました。「そのポータルの出口がどこに繋がってるかは、ママもわかんないんだけどね。」と言ったら、娘は「あはは」と笑いました。次女は以前、息子と口論になった時には(滅多にあることではないのですが)「でも私は学校行ってるもん!!!」とマウントを取っていたのですが・・・いざ自分が学校で過ごすことがとてもしんどい状態になってみると、不登校の先輩というのは心強いようです。私自身、まさか次女も不登校になり、そして心理アセスメントの結果、ニューロマイノリティの可能性があることは1年前には想像もしておらず。こちらを更新しない間にいろんなことがあったのですが、「後になってからわかること」を中心に不登校二人目の道のりや現状を綴っていきたいと思います。


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