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コービー・ブライアントというシビれる人物を紹介したい

buzzです。
最近なんとなく見たNetflixの映画がとてもシビれる内容だったので紹介したいと思います。

それは『The Redeem Team』というドキュメンタリー映画。

簡単なあらすじは、アメリカ代表チームが、2004年のアテネ五輪で惨敗した過去の挫折から、2008年の北京五輪で金メダル奪還を絶対的使命としてチーム再編から成功までを追ったストーリーです。

惨敗という過去の挫折から金メダル奪還を誓って本気で練習をするも中々上手くいかない代表チーム。そこにチーム再編の重要人物としてコービー・ブライアントという選手が送りこまれます。(ちなみにコービーは、誰もが知るバスケの神様マイケルジョーダンと並ぶ技術を持っていると言われる選手)

その状況で、コービーがチームに示したのは技術ではなく、目標に向かう上での”姿勢”でした。
それを表現した印象に残っているシーンがあります。それはチームメイトが代表合宿中の出来事について回想する場面。

コービー以外の全員がラスベガスで夜のクラブに遊びに出掛けた。夜から朝まで楽しみ朝の5時にホテルのロビーに帰ってくると、そこにいたのは練習終わりの汗だくのコービーだった。全員信じられなかった。それを見たチーム全員は次の日から、コービーと同じように早朝から練習するようになった

The Redeem Team

ちなみに合宿中だけでなく普段の練習からコービーは毎朝3時から練習をしていたそうです。

コービーは、残り時間2分という試合が最も緊迫するクラッチタイムの時間帯の勝負強さは歴代トップクラスと言われ、コービーの勝ちにこだわる執着心と試合で発揮される強い精神力は”マンバメンタリティ”という通称で呼ばれています。プレーではなく、精神面に異名が付くって中々聞いたことがないですよね。めちゃくちゃシビれます。

また、とあるインタビューでは本人がこう語っていました。

正直、NBAの方が楽だった。なぜなら多くの選手は経済的安定の為にプレーしていた。彼らはNBAに入り、それを手に入れたことで、バスケに対する情熱、執着心が薄れていった。人生の全てを注いでいなかった。バスケを最優先に出来なくなったんだ。

Kobe Bryant’s Last Great Interview
Valuetainment

子供の時は純粋に全力で打ち込めていたのに、社会人になると好きなことも何か不要なものが混じって優先順位が変わり、元々の目的を見失ったり、情熱を注げなかったりしているなと改めて実感させられました。

コービーのようにマンバメンタリティを持って、
自分の進むべき道に全力で人生を注いでいきたいです。

バスケにあまり詳しくなくても知っている方も多いかもしれませんが、
コービーは2020年に不慮の事故で亡くなられました。
少しでも彼に興味を持って、彼の残した生き様を知っていただけると嬉しいです。


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