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アニメ聖地巡礼の話

ゴールデンウイークにやるうわの空・藤志郎一座の公演面白半分で芝居の舞台になってる山中湖畔のギター工房が、あるアニメのモデルになってて、そのアニメのファンの皆さんが工房に押しかけてきて写真を撮ったりして仕事の邪魔
というエピソードというか設定があるのです

マツコの知らない世界で「アニメ聖地巡礼の世界」をやってたので、芝居の参考になるかもと録画して観ました。
凄いですね、アニメの経済効果とファンの人たちの行動力
自分も映画「アナログ」や「パーフェクトデイズ」のロケ地を巡ったりするので、基本的に気持ちは分からなくもないのですが
実写なら分かるけど、アニメって絵にされちゃったのにそこまで情熱持てますかね…って思っちゃってました

後半は海外にまでわざわざ行くという皆さんが紹介されてて
信じられん、凄いな、という感想を持ちながら他人事で観ていたのですが
出演者の人が
「海外のアニメ聖地巡礼の大元はアルプスの少女ハイジなんです、あのアニメでスイスに行く旅行者が増えたのです」
と言ってて、はっとしました

俺もスイスのハイジのあたりに行ってました
大角の旦那を生で見て「うひょー!」とか言ってました
そして更に「フランダースの犬」の舞台・アントワープに行って、ネロが死んだ大聖堂のルーベンスの絵の前で死んだマネして写真撮ったのでした
さすがにそのために日本から行ったわけでは無いのですが
パリに行ったついでに、そのためだけに電車で国境超えて写真だけ撮りに行ったのでした
普通に聖地巡礼でした
フランダースの犬の大ファンというわけではないので、本気の聖地巡礼の皆さんと比べちゃうと失礼過ぎるただの浮かれた旅行者なのですが、
わが身に置き換えて一気に気持ちが分かったと、そういう話でした
「面白半分」の演出にちょっと深みが増すと思います

まだスマホの時代じゃなくて
デジカメで撮った当時の写真が見つからず
これはイスタンブールのブルーモスクで撮った関係ない写真




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