どうする財源?

たまたま手に取った本が結構面白かったので、個人的に普及しています(笑)

第2の記事です(1つ目はこちらにアップしてませんが、本について面白かったことをFBでつらつら書いたりしました。)


1100兆円の国の借金 この”借金”って単語が良くないよなぁと。 代わりの言葉がないものか?と思ったが そもそもが「国の借金」と呼ぶ事自体が間違っているのではないかと。(もしくはあまりにも国の借金という言葉に反応してしまっている。)

まず第一に国債を発行した額であるので、「国債発行額」で良いと思う。あるいは「債務額」で良いかと。

第二にそして本来意的には、(誰かからお金を借りるという)借金をするわけではなくて、「国債を発行している」だけ。 またこれは「貨幣を創造」しているわけです。

第三に、国債というのは国の債権、債権というのはようは借金 だから、国債は国の借金だ、となってしまうのだけど、 現代・信用(貨幣論)では、貨幣は特殊な負債なのです。 (商品貨幣論では、貨幣は商品。金やなにかと交換できる。貝殻をお金に使ったりはその辺の論。) つまりは自分の手元にあるお金は負債なわけで、 「国の借金」という事に過剰反応するのであれば 「自分のお金」についても同じ反応しなければおかしい。

第四に、政府が国債を発行するの(貨幣の創造)は、市場、民間にそのお金を流すために発行しているのであって、国債を償還しようとお金を引き上げるというのは、市場、民間からお金が出ていくことを意味しますね。税金の増税などで。 そうなると、需要が落ち込み。
デフレ、デフレは二〇年三〇年そうであったわけでありますが、経済が死に、国民の生活も苦しくなっていきますね。

第五、最後に 新たに10兆円発行すれば、GDPは10兆近く、相応に増えるそうです。政府が国債を発行するのは国内のためですから当たり前ですね(という論)。つまりは、1100兆円の国の借金っていうのではなくて、1100兆円が国の価値(経済力)だと言っても過言ではないのではないか。

追記 ・債務額はどうしてもGDP比で表したいらしい、 まぁMMTとか積極財政論派としても財政支出はGDPや、実質資源の利用可能量(ヒト・モノなど)に制約されるとされています。 つまりは供給力(経済力)ですね。
しかし需要に支出して、供給力を上げる事が起きていくので、ちょいインフレ(デマンドブルインフレ)が良いわけですね。 で、日本の債務額はGDP比ではないのが、1442兆7000億円だそうです。米国は…34兆ドルだそうです。153.7円/1ドルでいうと 5225兆8000億円、、、いやぁすさまじいですね。

これで、これまで財政破綻していないわけですから、日本が財政破綻するって簡単には考えられないですよね?


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