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TSC新メンバー紹介第一弾!!

こんにちは!

新しくTohoku Space Community (以下TSC)に入った うぶかた です!東北大学理学部物理系の1年生です。TSCメンバーのみんなには うぶちゃん と呼ばれています。今回の記事では、僕の興味分野と宇宙との関わりについて紹介したいと思います。

0.興味分野について

 そもそもなのですが、宇宙って広くないですか?もちろん空間的にも想像できないほど広いですよね。ですが、僕が言いたいのは分野的にも広いということです。天文学からロケット工学、宇宙医学、アストロバイオロジーなど、ありとあらゆる分野に宇宙は関わっていると思います。単に宇宙好きといっても、興味分野が人それぞれですよね。で、僕はその中でも近年急速に成長している、ある宇宙分野に特に興味があります。それは

衛星データビジネス

です。その名の通り、人工衛星が取得したデータを我々の生活に生かす産業です。下のグラフからも分かるように、宇宙ビジネスの中でも、衛星サービスの占める割合は大きく、意外にもロケット打ち上げの占める割合は小さいようですね。

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今回は深く触れませんが、もしもっと知りたいという方がいればこちらの宙畑さんの記事をご覧ください。とても詳しく解説されていて、僕もかなりお世話になっています。

https://sorabatake.jp/

以下では僕が宇宙好きになった経緯とこれまでの活動を公開したいと思います。とは言ってもそんなに大したものではないのですが....

1.漠然と宇宙に興味を持ち始める

 おそらく、最初に宇宙と出会ったのは、あの映画だと思います。それは

STAR WARS

です!! 父がスターウォーズ好きで、小学校低学年の頃には僕も一緒に見ていたように思います。今でもスターウォーズは大好きです。どのくらい好きかというと、去年公開されたエピソード9を冬休み中に、受験生でありながら映画館に観に行ったほどです。(分かりにくい)もしもスキが5つ以上来たら、スターウォーズについて熱く語るかもしれないです...笑

2.宇宙好きになる

 当時、僕は小学生でした。朝起きて、テレビをつけると、偶然新しいアニメが始まっていました。観てみようと思い、チャンネルを切り替えると、モジャモジャ頭の男が涙ぐみながらハンバーガーを貪る姿が目に飛び込んできました。

「”兄”とは常に弟の先を行ってなければならない」

...なんだこのアニメは!もうみなさんお分かりでしょうか。そうです。「宇宙兄弟」です! この記事を読んでくださっている方の中にも、”宇宙兄弟好き”はいらっしゃるのではないでしょうか。このアニメを通して、「宇宙ってカッコイイ...!」「将来JAXAやNASAで働きたい」という思いを抱きました。

3.宇宙を自分の軸にする

 高校1年の夏休み、僕はJAXAのエアロスペーススクールに参加しました。エアロスペーススクールとは、全国にあるJAXAの事業所を会場に、高校生が協力して「宇宙・航空ミッション」に取り組む宿泊型プログラムです。僕は北海道の大樹町(ISTの本拠地)で3泊4日のプログラムに参加しました。

http://edu.jaxa.jp/activities/aerospaceschool/archive/2017/taiki.html

こちらのリンクから僕が参加したプログラムの概要と写真が見られます。

講義や施設見学ももちろん刺激的だったのですが、一番影響を受けたのは、そこで出会った「仲間」でした。とにかく衝撃的でした。同じ高校生とは思えないほど、みな知識があって、実際に行動を起こしていました。こうのとり(HTV)についてとても詳しかったり、缶サットを部活で作っていたり、大学と手を組んで物づくりをしていたり、いい意味で ”変人” の集まりでした。一方僕は、宇宙は好きだけど、知識は持ってないし、行動もしていませんでした。(悔しくて悔しくて、プログラム中に涙を流したのはここだけの秘密にしておいてください)そしてプログラムが終わり、宇宙の無限の可能性に気づかされた僕は、宇宙を人生の軸にしようと決心しました。

4.高校時代と宇宙

 北海道から地元の群馬県に帰ってきた僕は、行動したくてウズウズしていました。高校2年までにJAXAの施設には計7回(筑波宇宙センターに2回、相模原の宇宙科学研究所に2回、調布宇宙センターに1回、埼玉の鳩山にある地球観測センターに2回)訪問し、東京大学に宇宙関連の講義を聞くため4回ほど行きました。(群馬からなのでこれらの施設には約5000円で往復できる)また、高校の文化祭のクラスの出し物として「はやぶさ2」をテーマにし、僕たちのクラスが来場者投票で学校1位になったり、宇宙兄弟の作中で紹介される難病ALSに対して何かしたいと思い、高校内で募金活動を行って視線入力スイッチを群馬県難病支援センターに寄贈したりもしました。こういった活動を通して、自分と宇宙のあり方を模索していたのだと思います。僕は人工衛星、特に地球観測衛星に興味を持つようになりました。ただ、この時も漠然とした興味で、具体的に何をやってみたいのかは分かりませんでした。

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文化祭の時にクラスで作ったはやぶさ2とHⅡAロケット

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筑波宇宙センターで宇宙兄弟ファンがやるやつ

5.今に至る

 大学受験で第一志望の東大に落ち、浪人しようと決めました。親にお願いして、予備校に授業料の78万を支払いました。「もう一年、頑張るぞ」そう決意した矢先に、東北大の後期入試に合格したことを知ります。この時はかなり悩みました。いろいろあって東北大学に進学することに決め、TSCの存在を知り、今に至るというわけです。最近はプログラミングを学んでいて、衛星データ解析に少しずつチャレンジしています。


はい。最後までご覧くださり、ありがとうございます!宇宙や自分自身についてこんなに語ったのはこれが初めてだったので、読みにくかったところもあると思います...

これからもnoteで記事を書いていくつもりなので、よろしくお願いします!


【Tohoku Space Community について】
Tohoku Space Community は、星空をはじめ天文学にロケット、宇宙エレベーター、宇宙建築学まで、幅広く興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動している団体です!

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