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国際問題の解決のために

こんにちは!東北大CARP(カープ)のコーポンです!

皆さんはSDGsという言葉を知っていますか。SDGs(エス・ディー・ジー・ズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは、ミレニアム開発目標の後継となる、環境と開発問題に関する新たな世界目標です(デジタル大辞泉より)。国連加盟193カ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標で、全部で17の大きな目標で構成されています(https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/ より)。

私たちは先日、SDGsについての話し合いをしました。SDGsの中でも、特に2番目の「飢餓をゼロに」という目標を達成するために、食品ロスの問題に着目していろいろ調べていきました。

話し合いを通して、多くの企業がSDGs達成のためにいろいろな活動をしていることを知りました。また、今は若者も多くの人々がSDGsに関心を持っているらしく、本当に希望的だなと感じました。

SDGsにも取り上げられているように、現在は実にさまざまな国際問題が生じており、徐々に深刻化しています。国際問題には、例えば環境問題、エネルギー問題、貧困の問題、紛争、人種・民族・宗教的な対立などが挙げられると思います。私は今まで、そういう諸問題を目の前にすると、それらを完全に解決するのは途方もないことに思えて、未来は真っ暗闇だと感じました。そんなにたくさんの世界規模の問題を解決するのは不可能だとさえ感じられて、明るい未来など到底期待できない、未来に希望が持てないと思ってしまいました。

しかし、今回のSDGsの話し合いを通して、そのような自分の考えに変化が起きました。未来の社会に対してネガティブになってしまうのは、いろいろな問題を自分以外の誰かのせいにしているからなのだと気付いたのです。

例えば、森林伐採の問題についてです。森林伐採は南アメリカのアマゾン川流域の熱帯雨林で特に深刻です。森林伐採が進むと、多種多様な生物の生息地である貴重な熱帯雨林が失われ、さらに地球温暖化や気候変動にも影響を与えてしまいます。自分は何も悪いことをしていないのに、アマゾンの森林を伐採する人のせいで森林伐採の問題が解決されないのだと思っていました。
食品ロスの問題についても、です。自分はできる限り食べ残しをせず、食べ物のゴミを出さないようにしているのに、他の人が普通に食べられるものを平気で捨てたり、飲食店が大量に食べ物を捨てたりしています。自分がどんなに努力しても、食品ロスの問題は何も改善されないと感じてしまっていました。

しかし、さまざまな国際問題に対して、自分自身が責任をもって解決しようとする姿勢が重要だと感じました。今までは、国際問題の現状に対して消極的で後ろ向きな気持ちしか抱けませんでしたが、自分が問題を解決していくのだという自発的な意志をもつことで、どうすれば問題を解決できるかを建設的に考えられるようになりました。

自分以外のまわりに変化を求めても、状況は何も変わりません。まずは自分が変わろうとすることが大切だと思います。私は自分から変わっていこうと思えたことで、そこから何か今の状況を少しずつ変えることができるかもしれないと感じ、未来に対して希望を持てるようになりました。

一人一人が、まずは自分自身から変わろうとする姿勢をもつことが、国際問題の解決に繋がると思いました。

それでは次の記事をお楽しみに。
以上東北大CARPでした!Thank you !

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