2023/2/4 八極拳レポート

概要

今週からは病み上がり用の稽古から通常の稽古に切り替えて行った。ここで稽古方針の説明をすると当会のカリキュラムは1年を3月×4セットもしくは4月×3セットに分けてそれぞれのセットごとに基礎・応用・組み手の比重を変えることにしている。

  • 基礎

    • 筋力・速度・持久力・可動力・呼吸・重心・正確な動きの増強のための稽古

  • 応用

    • 套路・打ち込みの戦術の稽古

  • 組み手

    • 対人のなかで自分の持つ戦術を試す稽古

これらの3つの稽古は基礎がなければ組み手で体力がなくなったりするし、応用がなければ威力を出せなくなったりする。また組み手がおろそかになれば基礎・応用が何のために存在するのか意識できなくなり形だけの動きになってしまったりと相互に関係するものとなる。1月を含めて今回からは三か月間基礎に重点を置き、それを踏まえて応用を行う稽古をする。

稽古風景はインスタグラム、Youtube、pocochaで公開しています!是非ご覧ください!

インスタグラム
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Youtube
[カンフースパイディ]
幻想郷で流行らない中国武術道場を盛り立てようとする霊夢の前に救いのヒーロー・カンフースパイディが現れた!!
(https://www.youtube.com/channel/UC-Wu4jL8TIvybFx70TAv6jw)

pococha
つくも

当会では生徒募集中です。以下のリンクをご覧ください!https://coto.shuminavi.net/icde-7ccc/school/s543-11d1-a74e

テーマ

  1. 体力・筋力・可動力をつける。

  2. 素早く動いても力が伝達するように動く

  3. 短い時間で動く回数を増やす。

ここで2と3は別の稽古であることに注意すること。2で力が伝達する正しい動きを身に着けそれを早く動けるようにしていく。3で素早く動くことで速度と持久力をつける。

キーワード

  1. 慢錬
    身体の構造上強くなる動きをできるようにゆっくりと稽古をする方法。
    前回の稽古まで行っていた馬歩から弓歩への変化のように重心変化での力の伝達や、重心を落とすことで発生する地面からの反発力を手先まで伝達できるようにする。
    少しずつ速度を上げられるようにする。

  2. 快錬
    できるだけ速度をあげていく練習で、速度と持久力をつける。
    全速力で動くようにする。

稽古内容

以下の稽古を2セット行った。

基礎

  1. 肩甲骨の可動
    (左右)腕回し
    スワイショウ
    (左右)腕の前後振り

  2. 重心の移動
    馬歩30秒維持
    馬歩から弓歩への移動(30秒)
    独立歩から独立歩(30秒)
    独立歩から卜歩(30秒)
    虚歩の維持
    馬弓捶(50)
    弓歩から弓歩への移動での正面突き

  3. バーピー(30秒)

  4. 烏龍磐打(30秒)

応用

  1. 蹴り(各20回)
    前蹴り
    内回し蹴り
    外回し蹴り
    側面の蹴り 足の側面での蹴り
    側面の蹴り 踵での顎の蹴り上げ
    二起脚 
     二度蹴り
    斧刃脚
     相手にとられた手を引いて足の内側で相手の膝を蹴る

  2. 突き
    順歩捶
     弓歩から弓歩へ移動する。その重心移動に従い、前足と同じ側の手で突く
    拗歩捶
     弓歩から弓歩へ移動する。その重心移動に従い、前足と逆側の手で突
    三連突き
     弓歩から弓歩へ移動する。逆手突き、順手突き、逆手突きを行う。
    冲垂
     弓歩の後ろ足を前に出し、馬歩に移動する。その重心移動に従い、縦拳を打つ
    裡門頂中
     弓歩の後ろ足を前に出し、馬歩に移動する。その重心移動に従い、肘打ち

課題

突きの際に手を正面に出すことができていない
脇が全体的にしまっていない
前膝の曲げが十分ではない
左ひざの動きがぎこちなく、練習後に筋や周りの筋肉に痛みが出てくる。サポーターをつけて、変な癖がつかないようにして動かす練習をした方がよいかもしれない。
あと前進が普通に筋肉痛である。

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