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ぶらりゼルダTotKの旅①~空、地上、地下をおじさんぽ

2023年5月12日(金)、ワクワクしながら日付変更と同時にダウンロードした「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」(以下TotK)。

もう隙間ゲーム時間の全てがTotK一色となって幾星霜…。東北おじさんこと長谷川誠です。

ゲーマーとしての特性なのか、人間性の問題なのか、なかなか据え置きハードでは複数のゲームを同時進行することができないワタクシ。

チマチマとマイペースで「ゼノブレイド3」のプレイを目指して無印(1)から進めていた、ゼノブレイドおじさんぽもほっぽりだして、あっち行っては死に、こっち行っては死に、日々ハイラルの地を死と再生を繰り返しながら駆け巡っているわけであります。

で、あれば。

もういっそ、ゼノブレイドの替わりにTotKおじさんぽの模様を書いちゃえばいいんじゃないかと思い、switchのコントローラーに伸びそうになる手を抑え込み、こうして筆を取る夜。

…。

おやおや長谷川さん~、忙しい、時間がないとか散々言っておきながら、TotKだけはプレイしているみたいですよぉ~。これはおしおきだべぇ~(「ぶらり途中下車の旅」懐かしの滝口順平さんのナレーション風にスタート)


☆現在の状況とおじさんぽ具合

現在のプレイ状況はといいますと…

やっとこさっとこプレイ時間が70時間を越えた、というノンビリ旅
冒険のキモとなる「スタミナ」を重視して進めていたので、スタミナは既にMAX。それでも行けない場所がありゃあ、ロケットを接着した盾とトーレルーフ(上昇すり抜けスキル)でゴリ押ししながらのおじさんぽです。

いや、しかし。

ほんと前作のブレスオブザワイルド(BotW)もそうでしたが、ただただハイラルをおじさんぽしているだけで、気が付くと1時間以上経過しているという没入具合。素晴らしい。もう70時間はハイラルで「生活」していた、と言い換えてもいい程に。

何かありそうなところには、必ず「何か」があり
そういやぁ、最近温泉入ってないなぁ…眺めの良い露店風呂入りてぇ…。
宮城県の秋保温泉、また行きたいな…と、ハイラルの温泉が現実世界に影響を与えるほどにグイグイと浸食してくるわけでありまして(画像は以前宿泊した秋保温泉「華乃湯」さん)

ぶらりゼルダTotKの旅、まだまだ続きそうで御座います。


☆今作ゼルダTotKに感じるアジア感

TotK、祠(主人公リンクが力を取り戻すべく入るパズル型謎解きダンジョン)の名前や位置関係から、任天堂本社のある「京都」をモデルにしているのではないか、と中々に説得力のある考察がネット上で繰り広げられています。

そんな和モデルのTotKだからでしょうか…。随所随所で感じられる「アジア感」が、何て言うんでしょうか、アジア人、日本人、東北人であるワタクシに、今までのゼルダよりも深く刺さってきているような気がしています。

前作BotWは、今までのゼルダの伝説の世界観イメージと同様の
ヨーロッパ(エルフっぽいからケルト神話的なイメージでしょうか)のファンタジーを感じさせる空気感にプラスして、インダスやメソポタミアのような「古代文明」感がプラスされていましたが…

TotK。

完全に禅宗の枯山水を思わせる風景が広がり…
賢者の盟約で刻まれる文字なんて、完全に古代中国の「甲骨文字」じゃないですか

このアジア感が心地良いのです。何て言うか親しみのある雰囲気とでもいいましょうか。日本各地の寺社仏閣や名刹の観光旅行が捗りそうな雰囲気に、より前作よりも「(東北おじさんの)現実との境目が曖昧になる」感じがしております。

まぁ、でも

初代ハイラル国王とお后様

初代ハイラル国王は、空から来た。人外的な外見。ウルトラハンドなどのスキルのアイコンデザイン。

これって完全に、オカルト好きからしてみたら古代シュメールにハイレベルでオーバーテクノロジーな文化をもたらした「アヌンナキ」(オカルト界隈では人類の起源と言われている宇宙人)なわけでありまして。

トーレルーフのアイコンデザインなんて、まるで宇宙人にアブダクションされる人類のピクトグラムじゃないですか(笑)

まぁ、そういった、各種文化やオカルトのごった煮ミックス世界観が、全世界の方々に驚異的な広さで刺さっている理由の1つなんでしょうけれども。その中でもTotkは「アジア感」強め、コレがおじさんぽしていて、なんだか心地よい理由の1つなんだろうなぁと思う次第。


☆攻略本世代、攻略情報をフル活用

Totk、世界的にもとんでもない本数が初速で売れ、今現在も売れ続けているわけですけれども。故に、普段ゲームに触れないような様々な方々も含めての感想やらお話を耳にすることも多く。

その中でも、年齢的なモノもあるのでしょうか…個人的に「?」と思うことがありまして…。

それは、何だか不思議に感じていることなんですが

攻略情報を見ないでプレイしていることを、ことさらに前面に押し出して「自慢」している方々がいらっしゃるということ。

確かに、ゲームの楽しみ方は人それぞれ。よそはよそ、うちはうち。気にしなければいいだけの話なのですが、何だか攻略情報を自ら封印してプレイすることが、とんでもなくプレシャスなことであり、攻略情報を見る人は「ヌルイ」「あり得ない」「ゲーム本来の楽しみ方をしていない残念な人」といった色眼鏡で語っていらっしゃる方もおり…。正直、不思議というか困惑してしまったわけであります。

勝手に自身で縛りをつくってプレイ。誰に見せるでもない、夜ごとこっそりと繰り広げられる自己満オナニーを日記に書いて机にしまっておくのであればいいんですが、さもそれが唯一の正しいことであるかのように大きな声で語る。

縛ってプレイする様をエンターテイメントとして他者に提供する。ゲームセンターCXの有野課長だったり、ゲーム実況者の方であれば、そうする理由もそうする必要性も、エンターテイメントを生み出す仕組みとして納得するんですが、イチ素人個人のゲームプレイヤーが何故に…。

時代なんでしょうかねぇ。

ゲームの攻略情報や裏技を友人と学校で語り合い、ウソテク(嘘の裏技)に騙され歯ぎしりし、誰よりも早くレアな攻略情報をゲットすることが楽しく、大丈夫!ファミ通の攻略本だよ!という辞書並みに分厚い攻略本(というかデータ辞典)を片手に、「こんな情報、攻略本で知ることができなければ誰が気付くんだよ!」とツッコミながら大作RPGやり込むという、ゲーム会社とゲーム攻略本出版社の蜜月を体験してきたおじさんのワタクシ。

ゲームに込められた100%全てを何の外部情報ナシに知ることなんて、ソースコードでも解析しない限り無理なことは自明でありまして。

好きなゲームの全てを知りたくて、好きなゲームを骨の髄までシャブリ尽くしたくて、今日も進めなくて詰まっちゃうことがあれば、セッセと攻略情報調べて、時にネタバレに遭遇しつつ、TotKをプレイしております(笑)

アレでしょうかね。ひょっとしたら攻略情報封印「自慢」勢の方って、ただ何かで誰かにマウンティングしたいだけであって、そのゲーム自体を好きなわけではないのではないかと思ってみたり。あくまで「自慢」勢の方ですが。

だって恋愛同様、「好き」になったら相手の「全てを知りたく」なるじゃないですか、自然な流れでいくと。相手の事を知ることを封印し続けて片思いを続けることなんてことは、さすがの変態紳士おじさんでもできませんですよ。はい。

ヴォーイよ!ヴォーイだわ!って言いながら、ゲルド族の娘さん達も近づいてくるじゃないですか。その知りたい気持ちは、抑えられないドンストップマイラブ恋を止めないでなわけであります(笑)


☆ということで

金の龍の背に乗って~♪
ぶらりゼルダTotKの旅①、これにて「サラバード!」で御座います

それでは皆さん、次のおじさんぽでお逢いしましょう。サラバード!

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