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【アニメ】10月アニメ『機動戦士ガンダム水星の魔女』1話感想~東北おじさん、百合推しに戸惑う

認めたくないものだな、自分自身の老い故の戸惑いというものを…(キャスバル気取りで)

はい。10月アニメも続々と放送が開始されておりますが、遅ればせながら評判を聞きアマプラで『リコリス・リコイル』を少しずつ鑑賞している東北おじさんこと長谷川誠です。

で、リコリコしてようがしていまいが、連続ドラマ予約されている10月アニメは蓄積されていくわけで、取り急ぎ『機動戦士ガンダム水星の魔女』を鑑賞したわけでありますよ。

”止まるんじゃねぇぞ”こと『鉄血のオルフェンズ』以来、7年ぶりの新作と言われたら観ないわけにはいかないわけで。

ガンダム的なロボアニメの次世代を!と頑張った境界戦機も観てましたが、植民地化された日本という暗い設定が子供向けロボアニメのために活かしきれていなかったですし…

水星の魔女。各所で催されていたブームアップ企画(展示企画等)は見にいかず、主人公の女の子がタヌキ顔なことに盛り上がっていることを聞いた以外、ほぼほぼ事前の情報はゼロの状態で観たわけですよ(情報を遮断したというよりも、情報を収集する時間がなかったともいう)

で、見せてもらおうか、新しいガンダムとやらを!と気合を入れて1話鑑賞終了。

…。

そうか…。これが今のガンダム…か。

舞台は高校。モビルスーツでの決闘に勝つことが至上であり、なんなら結婚相手すら決まってしまうという…。ちょっとそれどこの『キルラキル』っすか、鮮血(生きたセーラー服)の替わりがガンダムっすかと思ったのが初見の正直なおじさん感想。

で、”1話で視聴切った自慢キッズ”のように早計に判断する思慮の浅いお年頃でもないですし、イチガンダムファンの責務として、アレやコレやと、作品の詳細や制作に携わった皆様の情報を調べたわけですよ。

ガンダムシリーズとしては『鉄血のオルフェンズ』以来7年ぶりとなる新作テレビアニメーションとなり、バンダイナムコグループは「G-PARTNER」と称される外部パートナーとも協力しつつ全世界の10代を中心とした若年層ファン獲得を目標に大型展開を実施するとしている。
(中略)
プロデューサーの小形尚弘はオンライン会見にて女性主人公や学園を舞台とするストーリーに言及しつつ、宇宙世紀のシリーズではない新しいガンダムであること、新規ファン増加を意識した作品作りをする旨を語っている

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なるほどなるほど。

初代からのおじさんガンダムファンは『Origin』やら『サンダーボルト』やら『ククルスドアンの島』あたりで満足させておいて、今回の『~水星の魔女』は完全に若い新規ガンダムファン獲得のための作品だったんだと理解。

そりゃあ、シャアの名言を真似してキャッキャしてる昭和の東北おじさんが違和感を抱いてもしょうがないですよね(笑)

しかも脚本は『∀ガンダム』、『キングゲイナー』、アニメ版『プラネテス』、『コードギアス』、『ヴヴヴ』を書かれている大河内一楼さん!仙台市のご出身なので、仙台在住東北おじさんが個人的に応援している脚本家・小説家さんでもあります。

ここはひとつ、”ガンダムを観る”という固定観念を捨てて、『リコリス・リコイル』を観るかのように、百合にデュフフキャッキャしながら、EDのYOASOBIを口ずさみながら、2話以降を楽しみに観るのがよろしいようで御座います。

さてさて、次はどの10月アニメを観ましょうか。『ベルセルク』も既に録画されていたしなぁ…。『ポプテピピック』は苦笑いしながら観ちゃったしなぁ…(笑)

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