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桜の開花に地球温暖化が関係している⁉

 春の季節になりましたが、気温が低い日が続いていますね。ですが、3月20日に東京では平年より4日早い桜の開花が発表されました。今回は、桜と地球温暖化の関係に着目したいと思います。

昨年の桜の開花

2021年は、3月11日の広島をはじめとした、福岡、東京、高知、鹿児島、大阪などと各地で記録的に桜の開花が早まりました。その原因として、休眠打破(休眠に入った花芽が一定期間低温にさらされ目覚めること)が順調であったことと、3月の異常高温が挙げられます。

地球温暖化と桜の開花

桜は休眠打破によって蕾がほぼ一斉に開き、開花後1週間程度で満開を迎えてきました。しかし、近年の地球温暖化の影響で、休眠打破に必要な寒さが足りず、南の暖かい地域では、開花から満開までの期間がより長くなっています。

地球温暖化と桜の開花後

今後、温暖化がさらに進むと、過去の経験を基にした桜の開花日の予測が一層難しくなります。
さらに桜の開花日が変動するだけでなく、開花しない、開花しても徐々に咲いていき満開にならない地域が出てくるでしょう。地球温暖化は桜にとっても厳しい環境変化なのです。

感想

私は近所の桜並木を見るのが毎年の楽しみです。しかし、記事を読んで桜の開花時期が早まっていること、80年後には開花すら見れない場所が出るかもしれないことを知り、身近なことからも地球温暖化への影響が出ていることを感じ危機感をさらに持とうと感じました。(森田)

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