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3-1 自由研究から生まれたストロー

みなさんこんにちは!東邦Ecolutionコラム3班です!

SDGsは2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」と宣言しています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。今回紹介するのはSDGsの12の目標「つくる責任つかう責任」に取り組んだストローです。

今回紹介するのは光浦醸造工業株式会社さんが小学生の自由研究から開発した、繰り返し洗えて環境にやさしいシート製ストロー「STROLL_01」です。

開発のきっかけは、光浦醸造工業株式会社代表取締役 光浦健太郎さんの娘さんが夏休み(当時小学3年生)の時に取り組んだ自由研究で、ストローの歴史や素材の研究や既存のストローの問題点の検証から繰り返し洗って使えるシート状のストローを考案したことだそうです。その後学校の先生から特許が取れるのでは?と言う一言があり、さらに研究を進め、シート製ストロー「STROLL_01」が生まれたそうです。

シート製ストロー「STROLL_01」は、1枚のシートを自分で円筒状に巻いて使用するストローです。飲み終わったらストローを広げて洗うことで再び使用することができます。

シートストローのメリットとして、
1.太さが変えられる
2.コンパクトなスペースで保管可能
3.物流コスト・CO2の削減ができる
4.平面的で大胆な印刷が可能
などがあります。
(「STROLL_01」の素材は、自然に還らないプラスチックですが、その軽くて丈夫な性能を活かして繰り返し使用することによって、無駄なゴミを削減するとともに、自分で組み立てるという体験で愛着を持って使ってもらうことにより価値を高め、最後は分別して惜しみながら捨ててもらうことを目的としています。)

今回、光浦醸造工業株式会社さんの「STROLL_01」について調べて、自由研究から商品化が実現したことにとても驚愕しました。また、自分達も繰り返し使用できるものを活用していきたいと感じました。「STROLL_01」は現在も光浦醸造工業株式会社さんのオンラインショップより購入可能となっています。

(3班:宇野、神長、森田)

引用:光浦醸造工業株式会社ホームページより


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