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スコおじのスコーン記録⑧「オーバーナイト 生地寝ーション 〜スコーンはあなたに委ねてる〜」

◎作成日・レシピ

作成日:2024/3/30(土曜)夜
     〜生地の作成まで
    2024/3/31(日曜)朝
     〜型抜き→焼成
レシピ:薄力粉100g/強力粉100g/BP13g
    牛乳30g/全卵40g/生クリーム40g
    無塩バター50g/きび砂糖25g/塩2g

    余熱200℃→200℃ 15分(下段)
    →180℃ 5分(上段)


◎感想・考察

タイトルが90年代ホイホイ過ぎる。

奥さんが泊まりで
実家に帰っていた週末。
日曜の昼に帰るというLINEと共に
「スコーン食べてみたいって言ってるよ」
というメッセージが来た。

今まで奥さん以外の人にまだ
スコーンを食べてもらったことが無いので
これは良い機会だと思いつつも、
奥さんの実家に12時ごろ着くためには
逆算して10時半ごろには
スコーンが焼き上がってないとならない。
日曜の朝から作り始めるとしたら
そこそこ早起きしないと間に合わないため、
前々から気になっていた
“生地を一晩寝かせる”というのを
この際試してみることにした。

まず、土曜の夜
いつものように生地づくり。
生地を一晩置くとベーキングパウダーの
効果が薄れるみたいな話を
以前なにかで読んだ事があったので、
BPだけ気持ち多めに。
あとは必殺の生クリームブレンドで
多少失敗しても美味しく食べられる
ポテンシャルを担保する。笑

そして、水分を入れて混ぜ
軽くまとめ上げたところで
麺棒で伸ばして切って重ねてを繰り返し、
ラップに包んで、冷蔵庫にIN。
いつもなら30分ほど置いて
取り出すところだが
ここはグッと堪えて
残りの工程は翌朝に持ち越す。

明けて日曜。起き抜けで
まだ目も半開きの内に
冷蔵庫から生地を取り出す。
(この時、オーブンの余熱スタート)
一晩置いた生地は流石にカチカチ。
打ち粉をして少し麺棒で伸ばしたら
セルクルで型抜き。
おぉ、スパッと切れる!!
生地が全くヘタらない感じ。

で、やっぱり焼き上がりを見ても
比較的まっすぐ膨らんでいる。

奥が一番生地、2列目が二番・三番生地、手前は三番生地と切れ端。

これはやっぱり、生地の層に対して
垂直にスパッと切れているからか。
あと、生地を寝かせたことで
グルテンを落ち着かせた効果も出たのか。
30分置いただけの生地だと
結構な確率でフジツボみたいに
ひん曲がったスコーンが出現したので、
一晩寝かせたメリットは大きい。
二番生地や三番生地でも
抜く前にもう少しちゃんとまとめてたら
ここまで曲がらなかったと思う。

懸念していた膨らみも
ほんの少し控えめではあるものの、
ちゃんと狼の口は開いていたし
充分に合格点の出来ではなかろうか。

ただ、普段やるとなると
毎回一晩置くのも大変なので
寝かせる時間を伸ばす方向で
やってみようかと思う。

ちなみに、奥さんの家族にも
スコーンはご好評を頂いた。一安心。
甥と姪も黙々と食べていたので
お子様も美味しく食べられることを実証。
はっはっは。

精進します。

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