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幼年時代よりさらに影響の大きな3歳までの時代と胎児の時代|感情記憶と感覚記憶が人格を作る

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感情記憶とは何か?
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この記事に類似のことを詳しく書いています
https://mentor-999.com/i-remember-the-memories-of-the-previous-life
それを動画で解説しているのがこちら
https://youtu.be/oQxh4QldBP0

■記憶とは言語で認識した出来事
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記憶があるのは言葉を覚えてから後と言われますね
なので赤ん坊の時やヨチヨチ歩きの時のことは覚えない
まして胎児の時の記憶なんて・・・
確かに何があったか言ってくださいと言われても
言葉で言えるような記憶はありません
(個人的には私は2歳のときのある出来事を明瞭に覚えています)
なので 多くの心理療法で幼年期に着目するときも
それは言葉で再現できる時の話
3歳か4歳以降のできごとをターゲットにします
一般にこうした記憶をエピソード記憶といいます
出来事をエピソード化して時系列に編集するために意識はあるとさえ言われています

■感情記憶 感覚記憶 
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夢はなぜ忘れるか 鮮明なのに起きて5分もすると印象だけが残って
内容を忘れているということはありませんか?
まさにこれがエピソード記憶と感情記憶の関係です
つまり言語としてみてない夢や起きてすぐに言語化しないと
消えるのです
しかし 悲しいとか嬉しいとかの印象だけは残ります
この残る印象が感情記憶です
つまり言語化しなくても感情は感覚として脳に刻まれるのです
心に打ちこまれるのです

■幼年時代の影響は大きい!だから
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幼年時代の影響は大きいですね
だからこそいろんな心理カウンセリングの手法で幼児期の問題を
解決するという手法がとられるのですが
先ほど述べましたようにここで取り上げられるのは
言葉を覚えてから後の体験です

3歳までの感情記憶や感覚記憶は
さらに大きな影響を与えるというのは なんだか
当然のようにも見えます
ちなみに
人は言葉を覚える前に表情を覚えるのだそうです
特に親(育てる大人)の表情をまねていきます
その後言葉を覚えます
大人になって 笑い方や起こり方が親にそっくりなのは
遺伝によるものもありますが この表情をまねる動作から来るものも
大きいのではないかと思います

でこの言語前の時代
歴史で言えばいわば紀元前ですね
この時代に何があったか?
それをどう解決するか?
は幼年時代の問題以上に大きく影響を与える出来事であるはずです

■まとめ
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結論を言えば
この時代には言語がないから感情・感覚記憶を取り出す必要があるわけです
そしてそれは
イメージを使います
たとえば悲しいという感情が刻まれてるとき
それをイメージに溶解したら
見たこともないエピソード記憶が見えてきます
(前世の記憶の大半はこれだと思っています)
そしてそのエピソードをイメージ世界で解決すると
現実の人生である種のトラウマが消えるのです
(こういう理由で前世療法というものが有効なのだと思います
無意識に言語以前の感情記憶のセラピーをしているのだと思います)

これらの考えはイメージを扱っていて自然と湧いてきたのですが
筑波大学の宗像さんのSAT療法を学んでいるとまさにこのコンセプトの治療法が
紹介されていました

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