当麻の記憶#8 伊香牛地区と親子山の昔話
当麻に屯田兵が入植したのは明治26年。しかし入植前から開拓が始まっていたのが当麻町と愛別町の間に位置する「伊香牛地区」です。なぜかと言うと伊香牛には水路の要である渡船場・駅逓があったため。この地区の名前はアイヌ語で“イイカウシ(越す所)”と呼ばれていたことが由来です。
この地区に生まれた白鳥富雄さん(昭和7年11月5日生)。当麻駅とともに今年開駅100年を迎える伊香牛駅があるこの地区は昔は非常ににぎわっていたと話します。終戦頃にはパチンコ屋、居酒屋、呉服屋、お菓子屋、床屋