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内向的な人は外向的になる必要があるのか?

私は内向型人間で集団でいることよりも、1人でいることの方が気楽でいられるし、遠慮する必要もないからです。

当然、学校のような集団でいることを強制されるような所は、とにかく苦痛でしかなく、早く家に帰りたいといつも思います。

私の周りのほとんどの人は、もっと人と関わったほうが良いと、集団でいることをよしとしている風潮がありました。そういう性格は直せと言われたこともあります。

やはり、内向型を直して、外向的な人間になるべきなのでしょうか?

あらゆる本を読んで情報を集めた結果、内向性を直す必要はないことがわかりました。

この結論に達した理由を3つに分けて書いていきます。

1.外向型と内向型

題名の疑問を解くために、まずは外向性と内向性がどういうものなのか調べました。

外向型は、人と話したり、外出するのが好きな人です。刺激的なことが好きで、楽観的で、物事に積極的な人のこと。

内向型は、その逆で、人と話すよりも、自分一人の時間を大切にしたいと思います。物事を積極的に行うよりも、見ていたいと思うタイプです。

また、これらの要素に基づかない両向型という人もいます。

2.そもそも内向型は悪いもの?

私のように、内向型を直せと言われたことがある人は多いと思いますが、悪いものなのでしょうか?

答えはノー

なぜなら、内向型は、外向型ができないことができるから。(逆もまた然り)

例として、内向型は行動するよりも物事を考えるほうが得意であり、外向型は物事に取り組むことの方が得意なわけです。

内向型の性格が別にデメリットであるわけではないのに、なぜ、世の中は外向型であることを勧めるのか。それは、今の社会システムが、内向型にとって不利だからです。

学校なんかは、その良い例で、集団行動することを主としているため、考えるよりも、思索するよりも、行動することがよしとされているわけです。当然、人と関わることが好きな外向型な人は、プラスなことですが、内向型の人にとっては苦痛以外の何ものでもないのです。

3.内向型でも活躍できる

学校や就職先での集団での活動では、内向型が不利なことには変わらないですが、今の社会状況は内向型向きになっていることにも注目です。さっき、今の社会システムは内向型に厳しいと言ってたじゃないかと、言われると思いますが、それは、あくまで集団での話。個人での闘いであれば、内向型はもっとも力を発揮できます。

インターネットが発展してきている中、どれだけ離れていても、誰とでも繋がることが可能な世の中になってきています。

今の時代、就職するにしても、一人で作業すことが簡単にできる時代なので、わざわざ、集団でいることなく、個人でも仕事をすることができます。

むしろ内向型はそうした時代に適した性格であるのかもしれません。

まとめ

内向型が外向型に直す必要はない

内向型も外向型もそれぞれ良い長所がある

自分の性格にあった環境で力を発揮しよう

誤解して欲しくないのは、外向型、内向型、どちらにも良いものがあるということ。

それぞれに良い部分があり、また、マイナスな面もある。だから、自分が内向型だからダメなんだと思わない欲しいし、むしろ、そうであることを認識して、自分がより活躍できる環境を見つければ良いと思います。