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空虚な代表戦が画面に浮かび続ける

 2ヶ月ほど空いての、記事となる。
 その間に大きな選挙があった。それまで政治の記事を多く書いていたのだが、選挙の前後に記事はゼロ。与野党ともにくだらなすぎて、書く気が起きなかった。
 
 それだけで、更新が止まったわけではない。10月から首都圏の飲み屋の酒が解禁されたことが、大きかった。また、コロナが収まり、時短も解除された。それで、書き物の時間が減った。
 モツ業者時代のお客さんが、ようやく腕を振るえることになり、さまざまなフォローで飛び回った。彼らはこれから、取り戻さなければならない。その重要な時期に、あんなくだらない選挙なんぞに1分でも時間なんて割きたくないというものだ。
 
 それがここにきて、ようやくひと段落となった。酒が解禁されて忙しくなった呑み屋さんも、11月に入って客足が止まってきた。元より暮れ前の11月は人の流れや売り上げの停滞する時期。まぁ年の瀬になれば賑わうだろうから、ここで一旦落ち着くのも仕方ないというところではある。あの無能政権に振り回された痛手を取り戻せてはいないが、お先真っ暗という状況からは脱却している。
 
 そんな流れで、また書く時間ができた。
 じゃあ書くかとパソコンに向かうと、『立憲4候補 共産と共闘見直しも』という記事が長く載っている。あの無能政権も終わったのだから、本来のモツ業者の話を書こうと思っていたのだが、こう長く載っているとどうしても頭がそちらに向かう。
 
 まったく、政治家は選挙が終わってもネタを提供してくれるものだ。与党の党首が代わってからは、野党の方がバカらしいネタを振りまくようになってしまった。もっとも、与党の前無能トップと同じで、今の野党も本人たちは極めて大真面目なのだろうが。
 結果として、立件民主党側から見れば、あの前無能トップが辞めたことが一つの敗因だろう。あれがいたことによって、自分たちの無能がうまく隠せてたのだから。
 
 今の立憲に、共産と合わさる意外に議席を増やせる目はない。そんなことも、この代表を狙う4人は分からないらしい。なにも、くっ付くことが絶対にいいと言っているわけではない。でも、それ以外に議席数を伸ばす「手」がないのだから、致し方ない。
 共闘しないということは議席が伸びないということだ。それはどういうことかというと、「我々が皆さんに言う公約は必ず国会で否決されて(相手にされなくて)、あなたの票は生かされません。それでも我々に入れてください」ということ。それで人が支持すると思っているのかな。映画への評価と政党への評価とは、ぼくは別だ。流れで、政党まで支持するようなことはしない。
 
 彼らの公約や主張は、例えれば、「君にお金を貸すよ。但し、いずれ金ができたらね」と言っているようなものだ。そして、金の入る目処を立てようとしない。それに対して、「お金貸してくれるのか。ありがたい!」と思う人間はいないだろう。共闘がイヤだというならそれでもいいが、お金の入る(議席の多数を獲る)算段を示してほしい。
 
 共闘以外にありますか?
 もっとも野党とてエラい議員さんは御簾の向こうにしっかり入り込んで、こんな文章など読まないだろうが。


 
  

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