学び
教えているようでわたしもたくさん学んでいる
包丁研ぎの講師をやりだしてもう1年半くらいになるだろうか
包丁研ぎを始めた頃は考えもしなかった
包丁を研いで少しお金もらえるし喜んでくれる人がいるだけで嬉しかった
食いしん坊なもので自分で作るのも楽しいし好きだ
料理人なら包丁は当たり前に研ぐもんだとは思っていたが他の人の包丁を研ぐようになるとは先のことは本当にわからないものだ。
全然切れなくなっても包丁は砥石で研いだら復活することを知らない人が多すぎる
孫の代まで使えるのだから研いで気持ちよく使っていただきたい。
普段の手入れもとても大切だが
刃物にとって研ぎとはとても大切な役割になる
研いでいない包丁は鉄でできた定規と変わらない。
最初の頃の感覚は慣れてくると忘れがち
初心を忘れるな
よくいわれますがよく言われるだけあって本当だなぁと講師をしていて実感します。
包丁を研ぐのに何に緊張していたか、どこに余分な力が入っていたか
そういえば教えてもらったときの事も忘れてるなと教えながらに思い出す
教える事で感覚的にいい事と
言語化する事で1つひとつを分解して理解していくことができるというメリットもある
誰かに教えてあげるとしたらどう説明しようと
考えながら覚えていくと感覚もまた違ってくる
さあ あなたならトマトを潰してしまう包丁と力も入れずにスッと切れる包丁
毎日料理するならどちらを選びますか?
包丁研ぎで圧倒的なサービスをするために丸尾山の天然砥石、青巣板という砥石を買うためにお金を貯めています応援していただけたら心強いです。