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はじめましての記事

はじめまして研ぎ屋のまっちゃんこと
ポンコツの伝道師 松下大樹と申します

まずなぜnoteを書きはじめたかと申しますと
生活保護を卒業する光が見えてきたからです


※2020/7/5をもちまして保護を卒業することができました


現在、包丁研ぎ、包丁研ぎセミナーの講師、サービス付き高齢者住宅の施設職員と、
生きづらさや生きがいをなくしてしまった人に向けて、包丁研ぎをメインとした生きがい作りや地域の困りごとを解決するための
御用聞の有償ボランティアとわたしの様なポンコツさんや引きこもりの人に向けて
わたしのやらかした話などをシェアして、
生き辛かったり上手く出来なくて苦しんでいたりする人に一歩踏み出す勇気をおすそ分けしています。
今回は少し私の過去の事を書こうかなと思います。

沢山の人の温もりをもらい、沢山の優しさを踏み潰して生きてきました。

2008年 私は建築塗装の会社に居ました

当時の社長、いわゆる親方との仕事がうまくいかず過呼吸や涙が急に止まらなくなったりとパニック障害、睡眠障害気味だったと思います

そんなある朝、現場に向かう途中で駅を出て意識を失い救急搬送されたのが始まりでした

後の診断ではストレスによる心臓の発作で狭心症とストレス障害ではないかとの事

病院から出てすぐに泣きながら親方に電話したのを覚えてます

建設現場では心臓の発作などがあると高いところでの作業ができません

その時までは全国どこに行っても明日から仕事して食っていける自信がありました

絶望でした

親方は治す方法や
私が働ける方法はないかと考えていました
私は今まで必死にやっても駄目だったものが
カラダが万全でない状態で上手くいきっこないと諦めていました

親方は例え私の片腕が使えなくなってもきっと
どうにか一緒に仕事ができるようにしようとするような人です

諦めてしまった人と
どうにか一緒に頑張ろうという人
うまくいくはずがありません

2017年に仕事を辞めるまでに3回倒れて救急搬送されました。

毎日働けないので病院のケースワーカーさんのすすめで生活保護を受給することにもなりました。
もう先は短いと諦めていたので家のローンなどその他の負債を払える見通しも無いし弱ったところに返済の催促の連絡でまいってしまい
自己破産の手続きをすることにもなりました。

体調が良い時に仕事に行く、体調をくずすの繰り返しでした。

体調を崩し
音のない部屋で
どうやって迷惑かけず死ぬことができるかと、
そんな事ばかり考えていた時期

それでもできる事はないか
困っている人のチカラになれるようなこと
はないか
ボランティアとかそんな事でもできることないですかねと福祉のケースワーカーさんに相談すると

少し離れてはいるけど有償ボランティアの団体があるから行ってみない?との事で

有償ボランティアでの軒先き包丁研ぎに出会う事になるのです。

私の包丁研ぎはここが原点です
わたしの生きがいはこうやって生まれたのです。




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包丁研ぎで圧倒的なサービスをするために丸尾山の天然砥石、青巣板という砥石を買うためにお金を貯めています応援していただけたら心強いです。