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PHILOSOPHY:代表伊藤嘉盛のビジネス哲学

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この物語は、ノンフィクションでありドキュメントです。すでに社内で起きたこと、これから起こること、トグルの経営者である伊藤嘉盛(よしもり)の考えや、彼のビジネス哲学などを本人の目線…
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記事一覧

カルチャーづくりのはじまり@トグルという物語/プロローグ

「僕の考え方や思想を社内外に伝播するための取り組みに、協力していただけませんか」 最大の…

toggleとPuzzle。その世界観にふれる@トグルという物語/エピソード1

プロダクトで接道の有無を判別「一塊の藁から一本の針を探すことは、できるよね」伊藤:前回は…

社歌に込められた思い@トグルという物語/エピソード2

「面白い企画が浮かんだので電話で少し話せませんか? 今日10分くらい空いてる時間あれば教え…

線は、引き直せる@トグルという物語/エピソード3

会社の枠組みを超え、次の社会像を描く伊藤:緩やかな共同体を作りたいと思っていて。現状だと…

事業と脳の神経細胞は、似た仕組み@トグルという物語/エピソード4

※前回のエピソードはコチラ S:ニューロンのようなものが形成される、とは? 伊藤:人は、…

内と外に、ファンを@トグルという物語/エピソード5

※前回のエピソードはコチラ S:――伊藤さんが全体性を大切にしたいのは、なぜですか? 伊…

文化的に後戻りできない組織をつくったのは私@トグルという物語/エピソード6

一緒に働くメンバーへの思い 業界や社会への願い 理想とする組織像 仕事に取り組むときのポイント 「以前の会社でうまくできなかったこと「失敗したな」と考えていることの一つに、文化醸成があります。 (中略) 自分の考えや思想、哲学を社内外に伝播することです。文化と呼べる何かが、以前の会社にも存在していたように感じますが「それは、あなたの考えや思想を本当に反映していましたか」そう問われると、答えはNOです。それをやるために必要なことをやりきることが、当時の自分には、うまくで

野心と合理だけの過去@トグルという物語/エピソード7

※前回のエピソードはコチラ コーチング&内省による、全体性への目覚めS:2012年にイタンジ…

4度の起業、2度のバイアウト。その経営者による特権のレッスン@トグルという物語/…

※前回のエピソードはコチラ 企業カルチャーへの2つの願い。互助の関係と既得権益の排除S:…

イノベーションを起こせない会社になったら、死ねばいい@トグルという物語/エピソー…

※前回のエピソードはコチラ 傷みを受容し、抱えたまま進むことは全体性への道に通じる伊藤:…

メタ認知の副産物@トグルという物語/エピソード10

※前回のエピソードはコチラ 副産物は「ゼロの発見」なのではないか、という仮説伊藤:たとえ…

ビッグデータから学ぶ、飛び込み営業の極意@トグルという物語/エピソード11

※前回のエピソードはコチラ 手紙「あなたの土地を一億四千七百万円で買います」伊藤:私たち…

6時間の熟慮を「思いつき」と呼ばないで@トグルという物語/エピソード12

※前回のエピソードはコチラ 人工知能の仕組みから飛び込み営業を科学する伊藤:さきほど…

ブループリントは人の背中を預かっている@トグルという物語/エピソード13

「面白いものを見つけました」 土地の仕入れ業務における「情報の取得」「案件の判断」をわけたことが、アイデアのキモ伊藤:ブループリントが見つかったんです。トグルという名前もなかった、初期の事業アイデア、構想段階のメモみたいなものです。それをPowerPointに整理した資料、データも出てきたので、ちょっと見てください。 伊藤:これが一番最初に作ったページです。しかも資料のタイトルは『DeFi Estate Dev』で、当初からDAOやDeFiみたいな世界観を想定していたんで