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Climate Justice

最初のコラムは愛する地球の話をします。

気候変動については話し始めたらきりがないんですが、今回は今地球がどんな状態なのかと、なぜ私が環境問題に取り組んでいるかついて書いていこうと思います。

地球はいまにも燃えそう

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ついこの前、日本は「気候変動」を「気候危機」と呼び方を変え、緊急性を高めました。

実はすでに日本のいくつかの都市で「気候非常事態宣言」もしています。これって期間的な違いはあるものの、ついこの前まで出していた「非常事態宣言」と緊急性は同じなんです。

1898年以降の100年あたり約1.1°Cの割合で上昇していて、最近は毎年1年の平均最高気温を更新しています。

氷河は溶け続け、海面は上昇、太平洋の島々など標高の低い都市は水没しています。

こんなデータを見なくても、毎年夏が耐えられないくらい暑かったり、冬がそんなに寒くなかったり、肌で感じていますよね。

このような状況を受けて、世界では地球を守るための約束を交わしています。


パリ協定

パリ協定は2020年以降の気候変動に関する、国際的な枠組みのことです。

パリ協定が掲げている目標は

①世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする

②そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる

この2つです。①の2℃というのは、ティッピングポイントと言われています。気温上昇が2℃を超えると、歯止めが効かないほど悪化の一途をたどると、科学者グループが発表しています。

いますでに、1.1℃上昇していて、このままでは2030年にはプラス1.5℃に到達してしまいます。


日本の目標

日本の中間目標は、温室効果ガスの排出を2030年までに2013年比で26%減らすというものです。

この温室効果ガスを減らす目標がNDCと呼ばれるものです。ここでの日本のNDCは26%!

ただそれじゃ全然足りないんです。(それを訴えるために、3月の終わりに#NDCの引き上げを求む ってハッシュタグでオンラインストライキに参加したよ)

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気温上昇を1,5℃に抑えるなら、世界全体で最低でもこの10年で2018年比の半分にしなければ間に合わない!

まずは、毎年、前の年の排出量の7.6%ずつ温室効果ガスを減らしていく必要があります。

ちなみに、コロナウイルスの影響で経済活動が縮小されて、交通機関などを使わなくなった結果、最近の排出量は激減していて、2020年はマイナス4%って言われています。

4%減るのってだけでも嬉しいんだけど、上に書いてある通り7.6%減らしていかないといけないから、コロナの状況下での温室効果ガスの排出量を今後ずっと続けていかなければなりません。

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コロナウイルスの影響でいろんな混乱が起こって、いろんな方面で悪い影響が出たと思いますが、それがきっかけで大気汚染が改善されたり、テレワークを取り入れる企業が増えたり、飛行機に乗る人が減ったりと、地球ファーストで考えたらいいこともたくさんありました。

一方で、テイクアウトが増えたためプラごみが増えたり、カフェでマイボトルに入れてもらえなかったり、と新しい問題にも直面しています。

今後は、これを機に環境に配慮した取り組みをした企業や団体に、国が経済的な支援を行う政策などを取り入れていってほしいなと思います。


世界の温度プラス2℃の世界

世界の平均気温上昇をプラス1.5℃以下に抑えるという目標がパリ協定で定められたけど、今すでにプラス1.1℃。

最近のニュースでは北極圏に位置するシベリアが38℃を記録しました。

このニュースを見た時に、私の大好きな千鳥のノブが寒かったり冷たい時に「ここはシベリアか!!」ってツッコムこと思い出したんだけど、もうシベリア=寒いっていう常識が通じなくなっちゃう時がくるかもって瞬時に考えました笑

日本でも去年ものすごい勢力の台風がきて、たくさんの人が被害を受けましたよね。今私たちが生きている地球では、今までは100年に1回だった去年の台風の様な規模の災害が、毎年の様に頻発すると言われています。

少し想像してもらいたいんです。

毎夏ものすごい猛暑でついこの前の様な自宅待機を要請されたら。
去年と同じ様な台風が日本に何個も上陸し毎年沢山の被害者が出たら。
去年のオーストラリア火災の様な災害が日本でも頻発したら。
氷河が解けたことによって海面が上昇し海の近くの都市が沈んでしまったら。

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こうなったら私たちは夏に海水浴を楽しんだり、海外旅行をしたり、世界の美しい自然と触れ合ったり、そういうことが簡単にはできなくなってしまいます。

日本人が大好きなハワイのワイキキビーチで遊んだり、人生で一度は行ってみたいと思っている自然遺産を見に行ったり、そんなこともできません。

そんなの悲しすぎませんか?私はそんなことを考えただけで胸がぎゅっと苦しくなります。

しかし、この仮説は世界の平均気温上昇がプラス2℃の世界では必ず起こることです。

だから私たちは、だれかがどうにかしてくれるとか、自分には関係ないとか思わないで、自分ごととして捉えていく必要があります。


私が環境問題に取り組んでいる理由

いつまでも綺麗なビーチで日焼けして、泳いで、遊びたいからです。
いつまでも山登りをして、鳥のさえずりを聞いて、マイナスイオンを浴びたいからです。
モルディブのビーチ、グランドキャニオン、グレートバリアリーフ、世界中に見てみたい美しい景色がいっぱいあるからです。

誰も地球を壊したいなんて思う人はいないと思うし、私と同じように自然を楽しんでいたいと思うんです。

これは自分たちの未来や、自分たちの将来の家族を守るために真剣に取り組んでいかなければならない長期的な課題です。

だからお願い!みんなで美しい地球を守ろう?🥺

行動にうつせるのは、この事実に気づいた人たちだけです。

自分の身近でできることから始めてみませんか?


最近のアクション

日常的に、レジ袋を断ったり、マイボトル・マイストローを常備したり、オーガニックのスキンケアや化粧品や使ったり、畜産に関わる食べ物をやめたりなどなどしています。

いまエコ商品も可愛いのがいっぱいあって、気分も上がるし、節約にもなるよ!

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そして、ここ最近私が最近積極的に参加しているのが、エネルギー関連のアクションです。

世界的に石炭火力発電所の廃止が行われているのにも関わらず、日本は横須賀に石炭火力を新しく建設しようとしているので、小泉環境大臣に建設を中止するよう応援するアクションに参加したり、、

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メガバンク三銀行が石炭火力発電所への融資を行っているので、完全撤退を応援する著名も行いました。(昨日で終わっちゃった😢)

三菱UFJ、みずほ、三井住友は、石炭火力発電への融資額世界トップ1、2、4位に入っています。

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こんな感じで、最近は自分でできることはもちろん、大きく動かすことができる人や企業、政府への働きかけも大事にしています。

私もまだまだだから、これからもっと色んなところに意見を送っていこうと思ってるよ!

正直、今世界中のみんなが手を取り合ってこの気候危機と向き合っていかないと、取り返しのつかないことになってしまいます。

この緊急性にどれだけの人が気付けるのかが鍵になってくると思います。

さて、最初はこんな感じで終わりにします。以外と盛り沢山の内容になっちゃったなぁ。

今後は、具体的に身近でできることとか商品とかも紹介していこうかなと思っています。

読んでくださっている皆さんも一緒に勉強しましょう!

感想やら質問やら意見やらあったら是非コメント下さいな💖

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