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第9期ピンチはチャンス〜どんな状況でもとことん楽しめ!〜

第9期になりました。
それが2020年。
そう!
1月まではまだ日常を大いに楽しんでおりました。
しかし、2月に入り事態は一変します。
そうです。
コロナがやってきたのです。
この年はうちの次男が小学校卒業の年でもあり、それはそれは楽しみにしていました。
しかし、卒業式は親の参加なし、時短で行われマスク着用で閑散たる会場で行われました。
ものすごく楽しみにしていた受験が終わったあとの最後の学校も休校となり、ものすごく楽しみにしていて半年前以上から計画を立てていた卒業ディズニーも延期に。
そんなこんなで学校は休校となり、朝から生徒たちを預かる生活が始りました。
情報は錯乱し、どうしたら良いのかわからない中、テレビの情報だけの偏った情報だけを鵜呑みにせずに毎日のようにネット、新聞のコロナ情報をチェックする日々。
朝から預かるとなるとそれだけ人件費もその他費用もかかってきてお金がかかる!
その分をなんとか捻出するためには保護者の皆さんからの協力が不可欠となり、なるべく人件費だけでも確保できるように金額を考えに考えていただいていました。
最初は親御さんたちも追加の料金がかかっても預けてくれたのですが、何回も緊急事態宣言が出されるとどうしても人数は少なくなっていくものです。
そして、生徒の3割ほどが休会、退会となってしまい、売り上げも減少。
なかなか厳しいものとなってきました。
学童に対する風当たりも厳しく、学童は学校の延長線上、このまま学童を続けていては減らないじゃないかとも言われる始末でなかなか大変ではありましたが、わたしは強い信念をもって続けて
いたのと、全体の3割ちょいが別途料金を支払っても預かって欲しいという人がいればなんとか人件費を確保できるように出来たので頑張ることができました。

せっかくの朝から生徒を育む期間があるのであれば、ある意味時間も出ていくお金もかかるけど、子どもと関わる時間は増えることになる。
この貴重なたくさんの時間を使って全力で育み、成長させ、たくさんの楽しい思い出を作ろうとがんばりました。

今までうちの学童でやったことのない社長体験を実施。
私が会社を作った経験を生かして、みんなには社長になってもらうことにしました。
ネットショップを開設し、みんなで良い作品やニーズのある商品を各々考え、作り上げネットショップにて販売。
売り上げが上がるとその分だけの学童で使える仮想通貨を独自の通帳にて送金し、好きな商品をアマゾンやYahooショップにて購入できるようにしました。
作品作り、営業、ネットショップのアップ、説明文や文言の作成、配送準備、メールでのやりとり、配送完了後のお礼を全て自分たちでやりました。
私たちには時間があったので社長となれたのです。
コロナに怖がり、家にいる生活を毎日送るのとうちの学童へと毎日のように行き、勉強、遊び、社長業、掃除、百人一首、tiktok 撮影等やっているのとではきっと成長がだいぶ違ったのではないかと思います。
このピンチな時期をチャンスに変えることができたことは実績となり、こどもたちに対しても良いお手本となれたのではないかな。

毎日毎日、一生懸命頑張り、途中、学校が始まったものの短縮授業なのんでいつもよりかは早く帰ってきます。
1ヶ月程度で夏休みに突入です。
朝から預かって欲しいという生徒もいれば、いっそ休所にして会費を支払わなくても良いことにして欲しいという親御さんもいたとはおもいますが、私には自分の家族の生活とスタッフの生活を抱えていますのでそう簡単には休所にすることはできませんでした。
その頃やっとこ会社に対しての補助金をもらうことができてなんとか余裕を持って運営できるように。
かなり助かりました。
そして、朝から在宅ワークで朝から預かって欲しいという親御さんからの「預かってくれて本当にありがとおございます!」という言葉やメールには本当にほんとうに支えられました。
在宅だからお家でこどもの面倒を見ることができるでしょうとみんなは言うけど、会社でやっている仕事、いや在宅になってそれ以上の仕事になった方もいます。その仕事を子どもがいなくても会社でアップアップで仕事をしていたのに、今度が子ども付きで同じ仕事をしろって仕事にならない!!本当に午前午後のどちらかでも、欲を言えば午前も午後もみてほしいとほんとうにおもう。だから、コロナ感染のリスクもあるのにも関わらず果敢に対策をして開所してくれるうちの学童に心から感謝していますって。
まじでこれを言われた時におうちで泣いた。
本当に辛かったから。
きっと疲れもピークだったのだろう。
朝起きて鏡を見たら、白目が鮮血で覆われていた。
朝から預かっているから時間がなくて病院に行けないからネットで情報収集。
疲れから来るものではないかと書かれていた。
やっぱり疲れてるんだなって。
その頃と同じくして健康診断の結果で引っ掛かり、再度検査することになった。
胸に影が?!「あ〜やっとこ死ねるのか。迎えがきたんだな。もし癌だったら治療はしないんだ。」なんて覚悟をきめながら再検査に行ったんだけど、悪性ではなかったから大丈夫であった。
その時に改めて生きてるって素晴らしい。1秒1秒大切にしていこうって思ったっけな。

そうこうしている間に9月となり、学校が始まるようになった。いままでイベントというイベントはやらずにいたけど、ハロウィンだけはやりたいと思い、ハロウィンイベントは通常とは違うやりかたでおこなった。
そして、クリスマスイベントも毎年、全員家族参加してくれていたんだけど、事前アンケートで半数以上が欠席だったので、発表会兼、クリスマス会をやっていたけど、今回は楽しむだけのクリスマス会にして、発表会は取りやめにした。
その代わり、初めての試みでPVを作ることにした。
みんなでダンスをめっちゃ練習して、撮影して、なおかつ、パロディー動画も作ろうということになり、名作ドラマや映画のパロディーを撮影し、演技指導などもして撮影をした。
それを3つの動画にわけてつくりあげてクリスマスかいの時に全会員に配信したのである。
長男の動画編集に本当に救われた!
良い作品が出来上がってとても嬉しかった。

いろんなことが制限される中で最大限に楽しむことができた第9期。
ここまでできたらきっとどんな困難が来ても打ち勝つことが出るであろう。
生徒数は激減してしまったけど、それでも赤字を出すことなく決算は黒字で幕を閉じた。
結構、助成金の力がおおきいけどね。

この第9期の時には次男が登校拒否になり、自殺未遂を起こすなどいろんなこともあった期だったけど、ずっと平穏な毎日を送っている私には刺激的でスリルあふれる年であったといえるだろう。
もちろん面白がって刺激的といっているわけではない。
泣いたし、苦しんだし、つらいい時期ももちろんあった。
けど、それでも今は刺激的な年であったと言えるほど、あったことを受け入れることができている。
きっとわたしもおおきく成長したからなんだろうな。

第10期は今年2021年。
これから何が起きるんだろうか。
楽しみだな。
また今期終了後もnoteにまとめを書きたいと思います。
どんな事が起きたのか、どんな風に楽しんできたのか、どう成長したのか楽しみに待っていてください。

第9期はピンチをチャンスに変えて大幅に成長した期でした!
また、コロナで困っている時にローソンさんからのおにぎり無償提供、アルペンさんからのカレー無償提供、親御さんたちのご協力、近所の方々の救援物資(トイレットペーパーが買えなくなった時、本当に困ったので無償提供、情報提供いただき、本当に感謝しかない)、何よりスタッフたちはきっと訳もわからないコロナという強大な敵と共に戦い働く事はきっと大変だったし、怖かったと思う。けど、私に協力してくれて子どもたちのためにもと毎日消毒を頑張り、手洗いの声掛け等々本当に頑張ってくれました。わたしも頑張ったけど、スタッフの協力があったからこそ乗り越える事が出来たので今後もまだコロナ渦は続くと思われるからまだまだお付き合いいただくけど、ひとまず心から感謝の気持ちを述べたいです。本当に本当にありがとう!!これからもよろしくね。

みんなに助けられてのピンチ脱出。これからも頑張るぞ!ではこれにて9期完!!

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