食べることと生きること
一日を終えて
終電を終えた阪急中津駅
道を行き交う空車の燈
微かな痛みに耐えながら
そっと窓の下を見下ろしていた
腹部に溜まったモヤモヤも取れて
動けるよろこびを感じている
病は気から
ここ最近、ずっと考えてること。
「病は気から」って言葉
風邪みたいな簡単な病気で
落ち込んでる人への気休めや
戒めなんだと思ってた
僕達のような、完治のない病を、持つ身からすればなんの助けにもならない言葉だと。
ただここ最近はやはり
人間にとって死ぬ直前まで
大切な言葉なんだろうなと
思うようになってきた
筋力低下と食欲不振
抗がん剤だか薬だかの副作用で
味覚の調子が悪い。
そのせいもあり、食欲が落ちてしまい
十分な食事を摂ることができない
結果的に、動きにくくなるので、筋力や体重の低下につながってしまってます。
抗がん剤による副作用
今回の抗がん剤は、オプジーボと呼ばれるもの
前回のタクリパキセルの時に比べて味覚への影響が大きい気がする。あと、腹痛(胃痛)が強い。
なので、味覚的に食べられないことと、物理的に食べ物が胃に入った時の痛みで食べにくいことが重なってるのも要因の一つなんだと考えてる。
結論食べなきゃ死ぬ
とはいえ、喉を通らない状態では食べられない。
ほんとに末期になると、食べたくもなくなるらしい。
幸い、食べたい欲求はガンガンにある。
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ハンバーグや唐揚げ、餃子やステーキ!
食べたいものだらけ。
許されるならガツガツ掻き込みたい勢い。
だから、食べるかどうか。
水分不足の改善
ここからは推測だけど、水分不足が影響してる可能性と、腎機能の低下が確率的に高い気がする。
人間は水分だけ取ろうとしても吸収されにくく、適度な塩分と共に摂取する必要がある。
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以前にも別の記事に書いたけど良質な塩分をとりながら、水分を取る。
胃腸に負担をかけぬように、温かいお湯に天日干しの塩を溶かして飲むのがよいそうだ。
こうすることで、水分を効率よく摂取できるだけでなく、塩分を排出しようと腎臓が働くので、他の老廃物の排出にもつながる。
昨日は、本当にひとくちも喉を通らず、病院で処方されたエンシュアで乗り切った。
あと、梅田の病院から帰宅するのに体力使ったのもあってクタクタだった。
今日は朝から、安静にしてたおかげかマシになってきている。
この後、少しでも食べてみることにするよ。
そういえば、さっきNetflixで初めて『深夜食堂』を見たんだけど、やっぱ料理って食べるのも作るのも好き。
そう考えるとまだまだ死ねないやw
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