2022 J1リーグ 第3節 アビスパ福岡×北海道コンサドーレ札幌 観戦メモ

基本的に札幌側からの目線となります。試合を見ながらのメモ＋補足という形で書いています。

前半

福岡3枚
→去年の対戦で福岡3枚で札幌を封殺したので今回も3枚だった。配置のかみ合わせを一致させることで組みやすくしたんだろう。

クルークス前からめっちゃ来る
→福岡は相当前からプレッシャーに来ていた。札幌はリスク上等後ろから組み立てるので獲れれば即チャンスになるのでこういう選択をしたのかと。ロングボール蹴られても後ろの３枚で返せるだろうというところもある。札幌の前３枚は小さいので。

シャビエルいない
→そういえばシャビエルがベンチにも入っていなかった。怪我かなにかかな？

やっぱルーカスは右だな
→シャビエルがメンバー外の為菅がメンバーイン。菅は左専用なのでルーカスが右に移動となった今節。明らかにルーカスは右の方がいい。昨シーズンあたりからミシャは利き足と逆サイドに配置しているけどワイドについては利き足サイドに置いた方がいい気がする。シャドーは逆でいいけど。

宮澤の持ち上がりよかった
→後ろ手の組み立て時CHが消されると結構困ってしまうのだが宮澤が自ら持ち出していたのがよかった。単発だったので意図したプレーではないと思うが。CBが運べると数的優位が作れるのでどんどんやるべき。ただチームの約束として組み込まないと持ち上がってそこで奪われたら地獄になる。

523なので2の脇をどう使うか
→上記に関連して。福岡は523的な形で守備していたので3を交わして2の脇にいかに進出するかという話。現状だとCHも下がって4バックみたいになってしまうのでシャドーが下がることが多いんだけどそこをCH下がらずに3枚+GKで動かしてCHが下がらずに受けたり、CBの持ち上がりで3枚を交わしたい。どうやって相手の1stラインを超えるかというお話。札幌はあんまりバリエーションが無い。

宮澤ひねった？→脇腹に入った
→足ひねったかと思ったら脇腹に肘あたりが入っていてキツそうだった。

やっぱ駒井の位置取りが近すぎ
→シーズン当初からすっと指摘しているところ。いわゆるサリーダなんだけど相手の配置や状況を見ない自動サリーダなのでチームとして発動条件を考えたほうがいい。

PK？ナイスタックルだと思ったけど
→ナイスタックルじゃん！って思ったら後ろの人が押してた。これはPK。

とめたー！
→菅野止めた。すげぇ。

後半

菅野の飛び出しが何度かチームを救う
→今シーズン菅野で５点は防いでいる。菅野が怪我したらおしまい。

ルキアン×宮澤は分が悪い
→宮澤は独力ゴリゴリ系に弱い

中島きたー！
→直近のルヴァンで2ゴールの中島を起用。こういうサイクルは大変にいい。他のメンバーのモチベーションにもなる。ゴールかそれに近い活躍をしてほしかったがちょっとそこまではという感じ。

まとめ

基本的には福岡の勝ち試合なので札幌は勝ち点を拾ったという感じ。福岡は仕留めきれずといったところか。去年から福岡は最後のフィニッシャーの部分が課題だったのでルキアンでそこを解消にかかったんだけどまだフィットしきれていない印象が。しかしながら今年も福岡はしぶとく勝ち点を拾い残留するのだろうなという感じ。札幌はわからん。