東大ガール、帰国後の就活に迷走する:流行りのMBTI診断で自己分析
ご挨拶
ごきげんよう。3月になって少々暖かくなってまいりました。
5-6月に帰国を検討していることもあり、現在は帰国後の就活について考えております。しかし、この留学を経て今まで目指していたものが変わってしまい…。色々悩みがあるので整理がてら投稿してしまいます笑
現在の状況
留学体験による価値観の変化: もう帰りたい連盟
留学によって世界が広がった!という声がよく聞かれますが、私はむしろその逆で、
いや…..もう、海外はいいかな……………..
になってしまった残念なタイプ。大学当局はじめ各方面の仕事の適当さ、並びに医療制度が脆弱であることから、心配性で、また、年に数回体調を崩す私には合っていないと実感しました。さらに、ヨーロッパでは私の出身県(原爆に由来)に対する差別が非常に深刻で、親友や家族など、深い関係を築くのは無理だと悟りました(汗
また、この一年を通して私は本当に勉強が嫌いだということにいやでも気付かされました。たとえば、語学。やらないといけないのはわかっているのですが全くのノータッチ。さらに、人間関係も2セメスターは頑張る気力を失い(友達のみんなごめんなさい悪いのはわかってます)、東京時代と変わらずなるたけ無言で過ごして語学力の伸び、ほぼゼロでした。その間さしたるスキルを学ぶでもなく、なんとなくダラダラしていました。ただ、特に私は社会学部なので、社会に出て役にたつ学問とはいえず、何らかの付加価値を学部の勉強とは違うところでつける必要があり、これから何とかしないとな〜という感じではあります。
元々は、頑張って海外の大学院に行って、何年間か就職してスキルを向上させたのち、願わくば国連職員なんて、世界をダイレクトに変える感じでかっこいいなあと思っていました。甘かった。こんな勉強嫌いが院卒できるか不安だし、また、自分にも人にも厳しい私は海外の人と一緒に働くのは性格上無理かな〜、と思うようになりました。
日本で文系院進は就活に響いてしまうという噂、海外の大学院は行きたくない、そもそももう勉強もしたくない。私は1年留年することにしたので実質3年生に上がる学年、そんなに急ぎの就活にはならなさそうですが、サマーインターンには参加する予定なので、そろそろ職種を絞らないとな〜というところには差し掛かっています。
自己分析
MBTI:INTJ
しかし、私が心の底から特定の職業を志望したのは幼稚園の卒業文集に書いた「おひめさま❤︎」くらいのもので、以降そういう文章書かされるたびに、全く思いつかんと駄々を捏ね親に頼んで大人が好きそうなドラフトを作成してもらい適当に済ませてたので(真性のどクズ)、ここいらでちょっくら本腰入れて考える必要がありそうです。
真面目なところ、私が働いているイメージ無いなりに志していたのは
・学芸員(本当に興味があってなりたかったが、募集が少ないため、相当の学力がないとなれないと周りに諭され諦めた。)
・理系研究員(食品メーカーや化粧品会社など)(これは本来最も知能
技術とも必要な仕事であり、雇用・高給が確実に保証される医者になりたかったが血が苦手で医者は無理なので専門的技術で食べていけそうな研究員を選択したという消極的な理由がある。)
しかし受験で理系は本質的に向いていないと判断。社会学で学芸員は無理。
定年退職したらボランティアとして地方の小さい博物館の業務に携わるのがささやかな夢です。
まず、最近流行りのMBTI診断で自己分析してみました。
ENTJ(指揮官)と出たのですが、私にカリスマ性は絶対ないと思いもう一度やってみたらINTJ(建築家)でした。たぶんこっちの方が当てはまるんじゃないかな。
まさにこれなので、私はグループワークは向いていないかなという印象ではあります。
ここは私の直すべきポイントであると自省する一方で、まだ20数年しか生きておりませんが、もうこれはある程度治らないことは自覚していますし、人間関係にとらわれると仕事の能率も下がるので極力一人でできる仕事に就きたいというのが本音です。せめて人を相手にしない仕事を…。ただ、この欠点は翻って責任感の強さとか、計画的に物事を進める力というのには繋がっていると思っているので、一人で頑張っても何とかしていくだろうとも思っています。
趣味
あと、趣味を仕事にしようという考え方もありますが、私の趣味といえば
「bel canto唱法」
「絵を描くこと」
「フラメンコ」
….どれも中途半端!!!!!
職業として志向するには私のレベルが低すぎる。
これから頑張るという話もありますが、こういった世界はセンスなどの客観化された物差しで測れないし、先回りして心配してしまう私の性格では職業にするのはちょっと無理があるかなあと思います。
これらのうちどれかだけでもスキルを伸ばしてお金稼ぎを目標としない副業にしてしまうか、趣味として仕事のモチベーションにしてしまうか。
ただ、少なくともクリエイティブなことが好きなのだと思うので、この性質が活かせるといいかな…。また、皆様気づかれたでしょうか、これらの趣味、全て一人で完結します笑
検討中の職種
国家公務員
まず、食いっぱぐれはしない。あと社会貢献は絶対できる。
政策が目の前で作られていくの、見てみたいし少しでも携わってみたいとは思います。大学時代の社会学を活かすなら絶対公務員が向いている。また、頑張れば出向などの機会もあると聞くし、長い目でしっかり育ててもらえるというのも魅力的です。
ただし、ブラックだと聞かないこともないので睡眠時間がパフォーマンスに直結する民としては、ちゃんと寝れるかが一番の懸案事項…。
3年ごとの部署異動について。上司などどコミュニケーションを取れば育児などのライフバランスをうまく調整できそうで魅力的ではあります。また、ジェネレラリストとして幅広く活躍できる人材にはなれるかなと思います。
一方で専門性がなくなって一から仕事を覚え直すというデメリットがある…んですかね?分からない….
国家公務員から諸般の理由(主に睡眠時間の確保)で転職する際には、専門職に就いていない限りリスキリングがいるんでしょうか。事務処理能力が評価される可能性あり?う〜む。
外務省
外交問題は興味があります。ただし語学に興味がなく、二外はこれ以上学びたくないので、その分英語をなんとかしないといけない…。留学したけれど全く英語は伸びておらんのです。あと外交問題に興味があるとか言っておきながら普通に世界史などの専門知識に疎いのでついていけるか不安。国家公務員試験に向け勉強する上で身につけるしかないかな?
厚生労働省
ジェンダー論をやっているので、福祉についてはとても興味があります。留学先でもhousing problemなどを勉強してきており、厚生労働省は私の中で一番興味があります。内閣府の男女共同参画局も気になっているところ。
シンクタンクの職員
転職の際のリスキリングはいらなさそう。専門性も高く、成長できそう。食いっぱぐれもしなさそう。データを扱う。大学時代の社会学の知見を活かした社会貢献もできる。白衣は着られないけれど、研究者だから昔の夢に少し似ている。
しかし、競争率が高いですよね。あと、取引先との折衝が必要。勉強し続けなくてはならない。ただ、コツコツ努力できるのは私の強みでもあるので、嫌いという理由だけでこれを手放すのも勿体無い気もするし、どんな職種であってもスキリングのためには勉強しないといけないからしょうがないか〜とは思っています。
希望がどれくらい通るかわからないけれど、
・研究、リサーチ部門
・コンサルティング部門
コンサルティングは確かにチームワークがあって、人間関係もあって大変そう。また、シンクタンクのコンサルティングは海外と違って動かしづらいとは聞くので、う〜〜ん…。これは入ってみないとわからない。最初はどちらも体験させてくれるところに入ってみるのがいいのかなあ…。
ただ、リサーチ部門は個人で進める感じだろうし、専門性があって私の性にあっている気がします。
広告・出版業界
鬼滅をはじめアニメや漫画が好きで、オタクを生かしてやってみようかな〜と検討中です。。。まだこれらの業界に関する知識はないけれど、入社後にスキルは学べると思うのでたぶん大丈夫。しかしこれは人とのかかわりがすごく大事なはずなのでちゃんとできるかしらと不安ではあります。書籍に対する愛にかければなんとかするしかない。
部署によっては今まで学んできた社会学の知見が活かせるかは微妙だけれど、勉強は勉強、仕事は仕事、社会学ってそこまで専門性が高い学問でもないので何も大学までのスキルで仕事していく必要もなし、それもそれでいっかという気持ちもあります。
メディア
メディアに関しては、小さい頃から朝日新聞をとっていてリテラシーがとても向上したのを感じていたのと、これをきっかけにジェンダーをはじめ社会学に興味を持てたので、人々に密接する情報媒体を扱ってみたいと自然と思うようになりました。これに関してもWebデザイナーやライターのインターンやっていればな〜と思うのですが、大学でアカデミックな文献を読みこなすリテラシーは身につけたはずなのでそこはアピールポイントかな?社会学も部署にはよりますが、きっと役に立つしね。
あとは、今でもインターンで番組制作会社に勤務していて、折衝があって大変なことを垣間見、しかし伝えたいことが形になっていくのはわずかながらしかし確実に世界が変わっていく感じがして感動しました。やはり多くの人にダイレクトに訴えかけられるのはメディアの魅力。広告出版メディアあたりは動機が似ていますね。
長期的目標
大学の勉強
とりあえずこれ以上の留年なく卒業する。浪人×留学のダブルコンボで既に卒業が2年遅れることが決まっているので、さしたる理由もないのに社会に出るのがこれ以上遅れるのは避けたいです。ただ、今までは大学院進学を検討していたこともあり、卒業に必要な単位数および成績を気にして履修してきた感があります。これからは卒業単位は抑えつつ、聴講でもジェンダーの他学部履修をしたいです。また、計量経済学(ないしは計量社会学)の授業を積極的に受けて学術的のみならず仕事に役立つスキルも身につけたいと思います。
また、社会調査士の資格、昔大学院にいくことを夢見ていたので、卒業と一緒にこの資格がいただけるように履修を組んでいました。大した資格勉強をしていない今、この資格だけはいただきたいと思っております。順当に履修していれば大丈夫なはずなので頑張りたいです。
ちなみにこの資格が就職に役立つかは非常〜〜〜〜に怪しい(訳:多分意味ない…)ですが、それでも資格取得の過程で質的・計量的アプローチをしっかり学べるので、持っておくことで自分の自信になるとは思っています。
インターン
将来の自己像のイメージがまだ散逸しているため、夏の短期インターンではできるだけ多くの職種に触れて自分の適性・興味に照らし合わせて絞っていきたいと思っています。
とはいえども、5月中旬に日本に帰ってきてから9月まで暇があるので、長期インターンではWebデザイナー・ライター・コンサルタントの仕事を経験し、スキルを磨く。
資格・テスト
帰国までに国家公務員試験を受験するか決める。心配性なので、受験するなら秋も春も受けたくて…。秋受験なのに決断が遅い感は否めませんが涙
IELTSとTOEFLのいずれかは受ける。TOEFLは受験環境が悪いとの噂ですし、何よりもパソコン受験の自信がないので個人的にはIELTSの方が好きなんですが、就職はTOEFLなんでしょうか…。わからぬ。大学でいいスコアを持っていると何かと優遇されるので一応IELTSは受けますが、おそらく日系企業に就職すると思うので、TOEICは秋学期始まるまでに受けておこうかなあと思っています。
また、生きるための資格も大切なのよと母に諭され、他の資格取ろうか少し迷っています。しかし、どの資格も魅力的ではない…。どうしようかな〜。
結び
偉そうなこと言っていますが一番の問題はじゃあこれ受かるのか…?という…。いろいろ言っていてもしょうがないので、とりあえず目の前のことに集中したいと思います。短期的目標。英語はちと勉強して帰る。そして、単位は全部取り切る!さっさと課題書かないと〜〜涙
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