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【スウェーデン春の1週間旅】オスロにデイトリップ

ご挨拶

非常にご無沙汰しておりました。最近は留学終了まで残り2ヶ月を切ったこともあり、やり残したことを詰め込んで非常に忙しくしております。
残された時間を大切にしたいので、もしかすると投稿頻度が下がるかもしれませんが、日本帰国後にはしっかり文字起こししてきたいと思っています。


本編

Flix busの落とし穴!海外に出るならパスポート持参必須

今回は1週間のスウェーデン旅。拠点をイェーテボリにおきながらもオスロとストックホルムにもFlix busで足を伸ばしました。今回はオスロ編。

7時のFlix busで移動予定でしたが、ここで問題勃発。友達がパスポートを持ってきていなかった…私はAirbnbにすらパスポートをおいていけない心配性の人なので、たまたま持ってきていました。
オスロはノルウェーなので、スウェーデンからさらに国境跨ぎます。バス移動も例外ではなくパスポートやビザなどの出国に必要な書類がいります涙

というわけで友達は一個後の便で来ることに。私はそのままバスに乗ってオスロへ向かう。道中雪が積もっていてびっくり。降り立った先も3℃。あれ?春先だよな…。

バスから見えた景色。よってブレブレで失礼します。
白樺がこんなにたくさん見られる森なんて、珍しい。

Oslo Passについて

Oslo Pass、これを買っておくだけで公共交通機関乗り放題の、たくさんの美術館博物館史跡ただで入れます。
値段は日本円に換算すると安くないように感じるのですが、円安(恨)のきょうび、計算してみると意外と元が取れることに気づきます。
現地で買うこともできますが、私は事前にアプリをダウンロードして購入しました。ナイステクノロジー!
それでもアジア系大学生三人には身を切る予算であったため、ちょっとでも得をしたくて、たくさん博物館を回りました。元々無料だった大聖堂とお城以外は、Oslo Passのおかげで何も払わず入れてます♪

https://www.visitoslo.com/en/activities-and-attractions/oslo-pass/

Munch Museum

まず向かったのはムンクの美術館。ちなみに、ムンクって英語では「マンチ」と発音するようですね!知りませんでした。笑

街をぶらぶら歩いていると、気になる大聖堂があったのでちょっと寄ってみました。
内陸のヨーロッパの地域のように煌びやかさを大切にするというよりは、木や白い壁の余白を大切にした簡素な建物。ヴァイキングの木訥とした雰囲気が感じられました。

ヨーロッパ内陸よりもスコットランドの方が気質が近いのかな?
それでも日本にはない鮮やかさですね

そうこうしていると友達が到着する時間が近づいてきていて、焦って美術館に向かう。一番の目玉は叫びの絵。この構図の絵はたくさんあるようですが、なんでもないひととき、さりげない日常の一コマ、しかし急に叫び出したくなる瞬間、全身を突如包み込む説明できない不安感、が伝わってきました。(なんか生理前の情緒不安定さを思い出す絵だ)
あまりにも感化されミュージアムショップでギラッギラの叫びのステッカーを買いました。これをパソコンに貼ったらば、課題に嘆き苦しむ私の言外のメッセージを代弁してくれてなんともいえない味を出している…気がします。

今日のパソコンをパシャリ。
To Doリストは大判の付箋に書いてパソコンかスケジュール帳に貼ってしまう、
これは受験期からの癖。
忘れそうと思うと夜も眠れなくなるので。

他に印象に残ったのはアルファとオメガのお話。アルファとオメガは恋人同士。ある日二人は好奇心から森に入っていく。オメガはさまざまな動物と愛し合い、のちに半人半獣の子供たちを見たアルファは嫉妬に狂いオメガを殴り殺す。そしてアルファもまた野獣やその子供たちに復讐され、死を遂げる…といった、エロチックな中に底知れぬ恐怖が入り混じったお話。特に、オメガの顔が可愛いと言えば可愛いんですがなんか野生的でグロテスクで忘れられない。もしも詳しいプロットにご興味がある方はこちらのブログがとても面白かったのでぜひ!

また、Munch Museumの隣にあるオペラハウスの屋上に登ることができます。スコットランドではちょっと遠出しないと見られなかった広々とした海が美しく、気持ちよかったです。

アーケスフーシュ城

友達と合流し、次はアーケスフーシュ城へ。
内部見学は夏季のみでしたが、このお城はアナと雪の女王のモデルとなったお城としても知られており、外をぐるっと一周するだけで、しばし姫様気分を味わえました。
ただ、正直なところアナは住んでそうだがエルサは住んでなさそうな感じの城だった笑どっちかというとtangled(塔の上のラプンツェル)の城に似ていました。

海鳥がたくさんいましたよ 人に懐いてるんじゃないかな?

博物館3点巡り

ここでいよいよ雨が強くなってきたので、Norwegian Armed Forces Museumで雨宿り。英語の説明がなくチンプンカンプンでしたが展示自体は充実してたし、日本やイギリスでは見られない軍服の展示が珍しく、行ってよかった。
さらに、ノーベル平和センターと国立博物館に行きました。
ノーベル平和センターでは友人とジェンダーダイバーシティのシュミレーションゲームにしばし興じ(そしてどんな選択肢をとってもJ・K・ローリングがトランス差別主義者だという話は絶対盛り込まれるのだ)、国立博物館はシノワズリの展示が美しかったです。

人生初のトナカイさんを食す。

最後に安い喫茶店で夕飯…と思ったら、google mapで調べて行ったところバーとカフェが一緒になったような、地元の人のお店だったみたいで観光客には冷たい態度でした笑。ただ、会計はセパレートで一応融通がきいたし、他の英語話者の白人客にも冷たかったので、人種差別というよりは多分そういう人なんだと思います。
肝心のトナカイのハンバーグのセットは、ボリュームたっぷり。そして、トナカイの肉、酸味が強い!しかし、ベリーのジャムと一緒にいただくと味がまろやかになって美味しいのです…!付け合わせのマッシュポテトも甘くて幸せ。皆さんも北欧にお越しの際はぜひお試しください。この後はバスターミナルでみんなしてイギリスでは買えないチョコレートとキャンディを買い漁り、バスに乗ってイェーテボリまで帰りました。

安いのにケチではなかった…!こう見えてジャガイモがすんごく大きいです。

結び

陽気なキャラクターはスコットランド限定かと思いきや、北欧の人たちもわりあいに優しい人たちでした。
真面目な話、今回の旅で勉強になったかもと思ったのは、何でもかんでも人種差別だとか、属性に関する差別につなげて考えてしまわないこと。しっかり相手を観察して、どんな人か見極めることでした。といっても怖いよあの態度!流石にあれはないわ!おっとり系の友達がスマホでアノおじさん怖いね〜って打って見せてきたくらい笑
また、オスロは本当に美しい街だった!小さな街でしたが、とても楽しかったです。充実。まだまだ回りきれなかったところもあるので、また機会があれば訪れたいです。

最後に!私、実は旅行先のマンホールを確認するのが趣味なんです♪オスロのマンホールはこんな感じでした、おしゃれですね〜

まあ、道の上だからタバコがら落ちちゃってるし、どうしても綺麗ではないんですけれどね。
それでも好きです。






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