見出し画像

心に残る思い出や体験談2「教育実習2」

おはようございます。shu-starです。
小学校教員をしている市民中年ランナーです。
去年初めてフルマラソンを5時間半で完走しました。
5月は毎日noteの記事更新を目指してチャレンジしています。
今日で9日目。2桁見えてきました。

5月からこのチャレンジを始めてます。

はい。今日は昨日の続きです。

3つ掛け持ちしていたアルバイトも全部休みをもらって、
2008年の9月、いよいよ教育実習が始まりました。
5年1組のみんなと一緒に、1ヶ月間過ごします。

見るのとやるのは全然違う。

最初の1週間は主に授業参観。担当するクラスもですが、
色々な教科、学年、沢山の先生方の授業を見せて頂きました。
そして迎えた、初授業。
算数の分数の足し算と引き算の単元を丸々もらうという、
今考えるとかなり大事なところを任せてもらいました。

今も直りませんが、まぁしゃべるしゃべる。俺がw
事前にたっぷり準備していたので、何とかできたものの、
28時間分の1な訳です。
これ、毎日5時間とか6時間出来るの、、、。となりましたね。

徐々に折られるちっぽけなプライド。

実習が始まる前まで、
「いけるっしょ!」と思ってたんですよ。
というのも、サッカーのコーチをしていて、
自分の担当する、幼児クラス、低学年クラスは、
毎年結構スクール生を増やしていたんです。
でも考えてみたら、
1回1時間、週2回。楽しいサッカー。
という強力なオプションに支えられていただけなんですよね。

学校は、約200日。毎日6時間近く一緒にいる訳です。
テンションで乗り切っていた自分に気付かされ、
自分のダメさ加減をよく知ることにもなりました。

支え合うことの大切さ

迎えた研究授業。
一瞬でしたけど、
僕を見ているんだけど、通り越して、黒板を見ている。
自分がなんか透けた感じがしたのを今でも覚えています。
あ、授業って子どものものだよなと。

子どもたちが本当に頑張ってくれました。
で、それは俺が頑張ったからだよなって、
ちょっと思っていたんですけど、
実際には裏が合って、
指導教官の先生が、自分のいないところで、
「今日は石原先生にとって、一生忘れられない時間になるよ。」
「そんな時間を一緒に過ごせる君たちは幸せだね。」
って伝えてくれていたんです。

その日のふり返りでその話を聞いたとき、
あぁと腑に落ちたのと同時に、
なんて素敵な仕事なんだろうと思いました。

いよいよお別れ

最終週。もう一回全日経営をさせてもらったりしながら、
お別れが近づきます。
休み時間、まさか自分のためにプレゼントを作ってくれてるなど思わずに、
係の子と一緒に工作で花束作ってんですよ。自分で自分にw
子どもたちすげぇニヤニヤしてんなとは思ったんですけど、
そりゃしますよねwこいつ自分で自分に作ってるってw

最後はみんなでお別れパーティー。
ドッヂボールしたり、鬼ごっこしたり、歌ったり。
クラスの歌に自分宛に歌詞を変えて歌ってくれたら、
もうダメですよね。
今でもサプライズが好きなのは、
自分がしてもらって、めっちゃ嬉しかったからなんだな。
と思います。

この4週間があったから。

この仕事をやっていきたい。
って思えて、今に至ります。
日々大変なことは多いけど、
とても素敵な仕事です。
よっしゃ。今日も一日頑張ります!!
お読み頂きありがとうございました。
それではごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?