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何度でも食べたいあっさり系ランチ【タクシードライバー厳選】

タクシードライバーをしていると、食事に困ることは多いのです。

ああ、なんかあっさりしたものを食べたいなぁ。

しかし、この世は味が濃い食べ物ばかり。

ラーメンは濃いめ、パスタもしっかり味、定食もお塩がバンバン。

外食が多くなりがちな仕事なので、ついつい体を気遣って、あっさりと食べられるものを探してきました。

その中で繰り返し行きたくなるお店をご紹介します!

お粥専門店カユサンチン(東武池袋スパイス)

まさか、不摂生な僕がおかゆにハマるとは思いませんでした。

出汁が効いてほんのり塩味。
梅と大葉がお口を爽やかにするので、味気なさは一切ありません。

九州出身の僕は、風邪をひいてもお粥なんて食べなかったのです。
(華丸大吉さんのごとく、風邪の時はグズグズに煮たうどんを食べます)
塩味のグズグズに煮た米なんて食えるかと。

ここに来て初めてお粥は料理だと知りました。
反省。

ハーフの酸辣湯麺が程よく酸っぱく、コクもあって食べ飽きません。

東武池袋スパイスはエスカレーターで上がると大変ですが、さすが都内最大級とうたうだけあります。

鯛塩そば灯花(東武池袋スパイス、曙橋)

ふたたび東武池袋スパイスですみません。

こちら、2021年8月にオープン。

元々は新宿曙橋の人気店なのですが、なぜかデパートのテナントの仲間入り。

ラーメンって回転率が命というイメージがあるので、13階にあるのが不思議に感じました。

ただ、ラインナップはただのラーメン屋ではない。

お茶漬けの定食まであり、京都の上品なお店のようです。

こちら、鯛塩そば煮玉子入り。
スープは非常に透き通っていて、芸術の域です。

スープは臭さがまったくない、鼻腔をくすぐる鯛の風味で、あっさりとした塩味が舌の上で溶けていきます。

漁師の孫からしたら、大変よく出来た鯛のあら汁だなと思いました。

実家のあら汁は、ガッツリ魚の油を感じるもので、臭みも美味しさなのですが、それをさらに濾して究極の上品さを表現した芸術品だと思います。

細麺もコシがあって、小麦粉の風味を感じるいい麺でした。

麺屋ほたる(板橋駅)

JR板橋駅から徒歩一分未満。
こちら、ほたるは一番最初にハマったあっさり系ラーメンです。

つけ麺はコッテリなのですが、こちらの塩ラーメンは都内に二つとないあっさりラーメン(だと個人的に思っています)。

スープは透き通るほど。
塩味は抑えめですが、一口すすると海鮮系の出汁の風味が口いっぱいに広がります。

トッピングの真ん中にあるのは貝柱。
海の宝石が舌の上でキラキラと輝くのです。

また、スープがあっさりなので、味がしっかりとついた柔らかメンマが味にアクセントを加えます。

また、スープがあっさりのため、麺の美味しさがはっきりと分かります。

程よい硬さの麺を噛むと、小麦粉の香りが弾けるように感じる…。

個人的には、ここの麺が人生でナンバーワンです。
あっさりラーメンはここで決まり!

出汁茶漬け えん(ららぽーと豊洲3)

ららぽーと豊洲、
ビバホーム豊洲、
イオン東雲。

この3つは駐車場が大きく、車を停めやすいため、銀座を中心に営業しているタクシードライバーはよく使います。

ただ、そうした商業施設はメインターゲットがファミリー層なので、ファーストフードや味濃いめが多いのです。

その中で、こちらのお茶漬け屋さんは胃に優しい稀有なお店です。

こちら、炙り明太と高菜のお茶漬け。

九州人は高菜はソウルフード。
しかし、なかなか巡り会えません。
すき家の高菜マヨ明太を食べるしかなかったのです。

しかし、こちらでは出汁の美味しさを感じながら、美味しい高菜も、明太子も食べられる!

これだけでもここに来る価値があるというもの(笑)

鯛茶漬けも頂きましたが、臭みもなく、鯛の味を存分に楽しめるのでオススメです。

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