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しりとり必勝法

 息子と2人で出かけるときには,助手席の息子が退屈するので,よくしりとりをする。息子が成長するにつれて,通常のしりとりでは勝負が付かなくなってきたので,最近は「食べ物だけ」や「動物だけ」に縛ってしりとりをしている。

 ところで「哺乳類だけ」に縛ってしりとりをするときに必勝法がある。それは,先に「猿」を言うことである。ルの付く哺乳類は少ない。知る限り,ルーセットオオコウモリだけである。

 もし相手がルーセットオオコオウモリと返したとしても,「リスザル」を返せばいい。相手はもう立ち上がれないだろう。

 すでに絶滅した動物も含めていいのならば,相手は「ルイジアナハタネズミ」と答える可能性もある。その場合も心配する必要はない。「ミドリザル」と返せばいいからだ。

 ルの付く哺乳類は少ないが,鳥類まで含めると一気に増える。「ルリコンゴウインコ」のように,鮮やかな青色をした鳥にはルリ○○○という名前が多いからである。

 そういえばカラフル色の鳥は多い。これは,メスが配偶相手を選ぶときに、オスの派手さを見ているからだそうだ。息子も高校生くらいになったら,モテたくてカラフルな髪の色にするのだろうか。

 ところで,昨日,太陽は黒体と見なせるということを書いたが,太陽と同じように,ほとんどすべての光を吸収してしまう真っ黒な鳥もいる。フウチョウの一種だ。このフウチョウは青い部分の色をより際立たせるために,光を吸収してしまう黒に進化したのではないかと考えられている。

 このフウチョウを見てみたいが,調べた範囲では,日本の動物園にはいないようだった。どなたか,見ることができる動物園,鳥園を知っていたら教えてください。


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