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台所の化学3:ブルーベリージャムの色を変える

「台所の化学1:ワインから結晶を作る」
「台所の化学2:レモンチーズを作る」はこちら。

紫キャベツのリトマス試験の実験を息子と一緒にやろうと思ったが,わざわざ紫キャベツを買ってくるのも面倒臭いので,ブルーベリージャムを使ってやってみた。

 酸性かアルカリ性かによって,アントシアニン色素の色が変わるので,アントシアニン色素が入っているものであれば,代わりに使うことができる。

【やり方】
① スプーン1杯のブルーベリージャムをお湯に溶かす。ジャムには酸味料が入っているため,この状態ではやや酸性である。

② 重曹を入れて溶液をアルカリ性にしていき,色の変化を見て楽しむ。アルカリ性になってくると,赤から青っぽい色になる。

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 僕が子供の頃にやった紫キャベツでの実験では,緑色の焼きそばを作ったが(麺に入っている"かんすい"がアルカリ性なので,緑色の焼きそばができる),ブルーベリージャムを使って緑の焼きそばを作るのは,(味的に)勇気がなかったので,できなかった。緑色の焼きそばを作るときには紫キャベツの方が良いかもしれない。

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