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新幹線などの行き先表示板を撮ると斜めに線が入る理由は?

下の写真は東京駅で新幹線こまちを撮影したものである。行き先表示板に斜めのラインが入っている。単に水平,もしくは垂直のラインが入るだけであれば,「ダイナミック点灯だから」(節約のために,列ごとに見えないくらい時間をずらして点滅させている)で説明できそうだが,なんで斜めのラインになったのだろうか。

 疑問に思って,ツイッターで質問を投げかけると,千葉工大の学生が教えてくれた。きちんと勉強していて素晴らしい。

 どうやら,カメラのCMOSセンサは「ライン露光順次読み出し方式」というものを使っており,ライン毎に露光のタイミングがずれるらしい。おそらく,それとダイナミック点灯の組み合わせで斜めのラインが入ったのだそうだ(もしそうだとすれば,斜めにはいるかどうかは,デジカメのセンサーに依る)。

 僕が学生の頃は,CASIO QV-10(CCDセンサのカメラ)が出たばかりで,こういうことは学ばなかったな。そういえば,僕のいま使っているコンデジもCASIOだが,画素数が25万画素から1210万画素と QV-10と比べて50倍となっている。技術の進歩はすごい。この画素数を処理するにはいろいろと工夫が必要なのだろう。

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 長男はプラレール(電車)にはまったので,彼が小さい頃は,よく東京駅まで新幹線を見に行ったな。

 そういえば,次男はプラレールではなく,アニア(動物)にはまったので,東京駅ではなく,動物園や水族館に行っている。あまり育て方を変えたつもりはないのだが,こういうのって何で決まるんだろか。


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