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ICL手術を受けましたよ、両目1.5!いぇい!

中学1年のときに急に視力が落ちて以来、ながらくコンタクトだったのだけれど、最近は眼鏡ですごすことが多くなっていたのだけれど、いろいろ思うところがあり、ICLの手術を受けた。その流れを体験談的に記録を残しておこうと思う。初回の検診から手術完了まで約3か月かかった。長かった。

結論からいうと、めっちゃよい。裸眼両目0.06から両目1.5になった。歯医者より手術は怖くないし、ぜんぜん痛くないし、当日は瞳孔ひらいてたりしてかすんでたり、ぼやけてたりするから実感はわかないけれど、翌日目が覚めた時にクリアな視界が広がっていると気づいたとき、初めてコンタクトや眼鏡をつけたときのような感動がきた。じわじわと喜びがこみあげてくる。(値段以外は) 手軽だからみんなやるべき。QOL爆上がりする。

例えば、コンタクトつけて電車でうとうとしたりすると、あぁ目薬ささないとしんどいなあとか思っていたわけだけど、それが一切なくなる。術後一週間で基本的には保護メガネをつけなくなくてよくなり本格的に「裸眼」生活が始まるのだけれど、朝起きてメガネ探さなくていいし、顔洗ってて洗ってコンタクト入れなくていい。これはすごい。

ICLというのはレーシックと異なり角膜を削らず、眼内にレンズを挿入することで視力を回復させる手術で、出したい視力をだすことができ、メンテナンスというか手入れも定期健診こそあれ、なにもする必要がないというものだ。

極端な話、ICLやって不具合であったり、思ったような見え方でなかったらまた切ってレンズ出したり換えたりしたらいいわけで、角膜削ってしまうレーシックみたいな後戻りできない手術よりハードルは低いと思う。

このタイミングにはいくつかの理由がある

・ぼくは裸眼の視力が0.06とかの超近視なんだけれど、この近視というやつはどうやら成長期に眼球まで成長?する人がいて屈折率が変わるのが原因のようだ。なので25歳前後で近視(≒視力)は安定するらしく、ぼくのアラサーという年齢的にも角膜をレーザーで焼いて屈折率変えると視力を回復させるなり、レンズを埋め込むなりで視力を矯正する適齢期であるということ。

・シュノーケリングやダイビングでコンタクトレンズだと結構しんどい。

・マスクをつける生活が普通になって、メガネのレンズが曇ることが頻繁にありそれがめちゃくちゃストレスで、すごく不便で無駄にイライラしてしまうこと。

・度がキツいので長時間コンタクトレンズをつけるのがしんどいこと。

・過去4年、東京→ セントビンセント → 大阪 → イギリス と引っ越ししていて (半年未満の滞在を含めるともう少し数が増える)、これからも移動が多いライフスタイルだろうし、多めにコンタクトレンズを持って行くなりで対応してきたのだけれど、もう少し身軽になりたい、移動時にコンタクトレンズの残数チェック、近隣の眼科の有無チェックなんていう項目や心配事を減らしたい。

・ICLの場合、術後の半年は定期健診を受ける必要があるのだけれど、いま手術を受ければまた海外に渡航する前に必須検査をすべて終わらせることができる。

そして、これが決定的だったのだけれど、最近メガネが壊れた。これは天啓だと思った。500円くらいで修理できたのだろうけれど、アジア人=メガネがデフォルト過ぎて違うところで差別化した方がいいなと思い始めていたし、メガネかけて賢そうにみせる年齢でもないし、体型もがっしりしているのでファッションとかスタイル的にむしろメガネが邪魔になり始めていたのもあり、10年くらい前からずっと興味があったし、決断する良いきっかけになった。

初回はまずは検査のみ

ぼくはいま関西在住なのでICLの眼科は大阪で選んだ。ググって見るといくつかでてくるのだけれど、その中で良さげな先進会眼科にした。手術件数が多いところを選んだ(品○近視クリニックが一番安くて手術件数も多いようなのだけれど、Googleマップでみた評価がびっくりするくらい悪かったのでやめた)。

それで、とりあえずアポイントを取って初回の検査(無料)に行った。
初回の検査ではICLを行う上で、持病がないかとか、眼病にかかってないか、とか、眼圧が、角膜が…といろいろ検査を行う。ここで、なにか病気が見つかれば、まずはその治療が優先されるようだ。

幸い、ぼくは特に心配するようなことはなく、つまりは健康な目だったようで、角膜の厚みも十分あるようで望めばレーシックもできるほどだそう。(ずっとネットでコンタクトを買っていたのもあり、目の検査って4~5年ぶりで、これだけでも価値があったなと思う)

ただ、ぼくの場合、両目乱視が入っているので費用が70万円オーバーになってしまった。支払いは分割にすることにした。

この初回のアポで、ICL手術についての詳細な説明があり、疑問点はいくらでも質問でき、特段高いサービスに誘導されるようなこともなく (なんなら、学生なら学割で3万円安くなりますよと教えてくれた)、安心して次のステップに進められる気がした。(※ ただ、医療行為に対して割引というワードがちょっとぼくには馴染みがなく、胡散臭いとまでは言わないが少しの違和感は覚えた)

精密な視力検査は2回目のアポで

初回はとりあえず検査で、視力を正確に測り、挿入するレンズを選定するのは2回目のアポ。そして、手術日の決定、前金3万円の支払い。

国内にレンズの在庫があれば2週間以内などで手術が可、国内に在庫がなく海外から取り寄せなら今の情勢下でも1カ月ほどで取り寄せることができるそう。ただ、国外にも在庫がない場合、製造からになるので手術まで数か月かかってしまうそう。

ぼくの場合、度数がきつい+乱視ということでリードタイムに不安がもともとあった。案の定、国内にぼくにフィットするレンズの在庫はなく、海外で製造ということになった。結果、8月のお盆前に検査して、10月半ばにレンズ届いたよという連絡がきた。その連絡の電話で手術日を決定。11月中旬の土曜日にした。

土曜日にした理由は単純で、ICLの手術の場合、手術翌日の検診というものがあり、手術は日帰りなのだけれど、翌日にまた病院に検査を受けに来ないといけない。この検査、手術の翌日、1週間後、1カ月後…と定期的にある。

手術前に

レンズが確保でき、手術日も決まり、あとは当日行くだけかというとそうではなく、手術の1週間前からコンタクトレンズの使用はやめることになる。そして手術の3日前から手術用の目薬(抗菌)と軟膏を目の周りに塗って手術への準備を整える。これをしないと手術を受けることができないので大事。

手術当日

ICLの手術自体は20分ほどで終わる。入院もなく、問題なければすぐ帰宅できる。なにか問題があればと夜中まで通じる電話番号を手渡してくれる。

手術翌日の検診

そして翌日。この検診はなにか問題がないかをチェックするもので、問題がない限りかなり簡単でスムーズで、予約時間に当院し10分ほどで終わった。この時、視力を測ったのだけれど、両目1.5ずつでた。これは手術前のレンズ選定のときの検査と同じなので、予定通りの視力がでたことになる。

術後一週間検診

内容は翌日検診と同じで、ここで問題なければ安定期に入り基本的には保護メガネをせずともよくなる。ただ、まだ手術の傷が完全に閉じているわけではないので、目に圧のかかる運動(筋トレ含む)は控える必要がある。けれど、デスクワーク(PC作業含む)なら翌日検診で問題なければ翌日からできる。

先進会眼科の場合というかぼくの場合、土曜日に手術して日曜に翌日検査して問題なかったので、月曜日から普通に仕事ができる。日常生活への負担の少ない手術だと思う。

以上が概要であり一般的な体験談。
先進眼科はサポートもサービスも丁寧で選んでほんとによかったなと思っている。

実際、手術はどうだったのか、怖いのか痛いのか

ここからは完全にぼくの主観を語ろうと思う。主観が故に、不適切な表現を含んでいるかもしれないし誤解をうみたくはないのと手術室での写真も入ってるので有料としたい。カフェで雑談してるようなもんだと思ってもらいたい。あと、最後に手術費用が2万円割引される友達紹介特典を載せているので100円以上の価値はあります。

で、よくレーシックなんかは麻酔はするけれど、全身麻酔ではないから意識はあるから自分の目がメスで切られるのが見えるんだよーなんて言われる。それをレーシックを受けた何人にかに言われて結構びびっていた。手術って初めてだったし、指先でバイタル取られるのも怖かった。そんな大ごとなのかと。ちょっと切って、シュっとレンズ入れるだけちゃうんかと。

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