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ぼうののう#21「でる」

演劇大学が終わり、反省をして、今までのことも振り返って、考えてみた。

成長とか、趣味、仕事、両立とか、理想とか。

演劇を始めるまでの私は、数年間、ガソリンがない状態で、振り絞って演劇を始めて。それから、todokeru,に入って、いろんな面で成長したと思う。成長させてもらった。力をもらった。

ただ、私は、私がつくりたいものをつくれるようになりたくて。そのためには、もっともっと勉強しないといけない。

舞台をつくるために、衣装、美術、役者とか、そういうことは、どうしても、どれもそのときの100%でやりたい。

でもそれを、ずっと趣味で続けていくことが、私にはイメージできなかった。

趣味として、大きな、やることたちの一部として、力を抜いて、というのも想像しようとしたけど難しい。

そこで私の中に、todokeru,から退くという選択肢が生まれました。

この間の稽古では、次の作品をどう良くしようか、ってやる気満々だったんだけど…この数日間で起きた、急な気持ちの変化でした。

本当に本当に感謝していて、これからどう恩を返すか、みたいな状態で、答えを出すのにすごく力が必要だったけど、私は、ここを出ます。

これから、苦手な、がむしゃらにやるということを、やらなければ。でも、少し力を抜いて、続いていかなければ。

みんなに会えたこと、幸せに思います。
todokeru,のおかげで知り合った方、知ってくださった方々とも、出会えこと、幸せに思います。

今までありがとうございました。
お世話になりました。

私、がんばります。

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