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最善を尽くした公演でした

永見です。

改めまして、todokeru,座興公演「ショートアソート」が先週7月29日に終演いたしました。

少しでも興味を持ってくださった方も含め、本公演に関わってくださった皆々様に感謝申し上げます。

さて、今回は劇団の若手メンバーが中心となって色々と動き回っていただきました。7人それぞれの原案から出来上がっていった作品は、よりどりみどり。まさにアソート。

自分の頭の中にあったものが他の人によって本になるってなんて楽しそう!って思いません?

でも原案が本人だからこそ、作品を通して「自分とはどういう役者(人間)なのか」嫌でも向き合わないといけなくて、壁にぶつかることも多かったのではないでしょうか。

つまり、作品に対する愛情だったり嫌悪感だったり、共感だったり理解できないことだったり、その種はある意味自分に対するものなのかなーと永見は思うわけです。

その分、一歩二歩、時にはぐーんと成長していく様を間近で見て「これはtodokeru,もっと面白い劇団になるぞ」とワクワクしておりました。

役者だけではありません。スタッフワークに関しても、今回感じることがあったのではないでしょうか。

公演の広報が始まって、衣装を纏って、道具を持って、音楽が聴こえて、舞台に立って、生まれる感情。「めっちゃテンションあがるやん」ってなったはず。

その胸の高鳴りを忘れずに、今後の公演にも活かしていただけたら、さらにさらに面白い劇団になるでしょう。

まだまだ未熟者のわたしですが、持てる全て(もちろん良いものをね)を、次のみんなに未熟なりに伝えていけたらと思います。

わたしもみんなから学べるものは貪欲に学んで咀嚼して、役者としても、スタッフとしても、人間としてもより良くなっていく所存です。

西洋絵画ごとくアンニュイな瞳と凜とした佇まいが堪らない、また恋バナに花咲かせようね、ネネさん
清々しいほど誰よりも努力が空回りしているところが癖になる好きになる、そして当たると凄い、ですやんさん
観た人が深い森に迷い込んでしまうような、そんな魅力的な役者であり、今後の劇団美術面を背負っていくであろう、ほわさん
舞台上で真人間のふりしてるけど、独特のイントネーションは唯一無二のチャームポイント、いつまでもみんなの前を全力疾走してくれる、おーきさん
もうそのまま歌って踊り出してほしい、君専用のライトを当てさせてくれ、パルちゃん
全力感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝、田代さん
一生懸命紡ぐ言葉がカラフルで鋭くてやさしい、ありのままのあなたでいて、ふみちゃん
しなやかな所作や爽やかな笑顔と裏腹な、表現することへの貪欲な姿勢にわたしも負けてらんないよ、劇団あまおとより、りっくん
ちゃーんとしようとしてるけど、隠しきれない不器用さにすごく人間的面白さがあるからね、そうやくん
だれよりも笑顔で地を這いながら場を和ませつつ作品に喰らいつくやさしいお兄さん、藤本さん
彼女の身体を通すとクソネタも笑いに変わってしまう、真面目が故にわかりやすく壁にぶつかるも乗り越えると最強、ずーちゃん
君は声という武器があるんだから自信を持って舞台の世界に飛び込んでおいで、フィンくん
お仕事モードの格好良さも素敵だけど、どうしてもあなたが楽しそうにカラコロっと笑っているのが一番うれしい、えみこさん

これからも、最善を尽くしましょう。

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