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傾聴の学び~産業カウンセラー養成講座受講

傾聴について、キャリコンの資格を取得できたから、
すでに、身についている訳ではない。
仕事上する機会が乏しい状態なら、なおのこと・・・

元々、興味のあった、産業カウンセラー養成講座を申込し、
受講している最中。
受講する前のイメージは、傾聴に重きを置いている講座なんだなと。
それは、その通りだった。

産業カウンセラー養成講座とキャリコン養成講座で異なる点。
論理とかは、E-learningでの自己学習だが、実習が実技のみで、ポイント的に理論等の解説はあるけど、ほぼ1日が実技。
初歩から、徐々に、模擬演習が、5分、8分・・・と徐々に長くなり、要求される項目も段階を経て増えていくようだ。

一方、キャリコン養成講座では、実技もあるけど、15分max
(試験対策かもね)
講座は、論理やRPなどの解説もあるので、1日の講座内で、
みっちり実技演習のみをするだけではない。

産業カウンセラー養成講座では、ある程度、経験してきた場合でも、初心に返り、自身のクセというものを実体験できる。
(というか、嫌でも認識させられる)
実技後に、それを見ていた他の受講者からの意見などアドバイスを聞く機会は、キャリコン養成講座でもあるし、それを聞くだけでも参考になる。
産業カウンセラー養成講座の場合、更にその意見やアドバイスを、指導役の方が、深堀してくれるよう導くことが多く、自身へのフィードバックが、キャリコン講座よりも深く考えさせられることが多いと感じている。
感覚的、あるは、講師・指導者の違いもあるかもしれないけれど、キャリコン養成講座では、自分自身で深堀する(させる)ようなところがあるが、産業カウンセラーでは、他の受講者からの意見を深堀してもらうことで、より深く気づきが出てきているように感じるところがある。(個人の見解です)

大きく違う点が、産業カウンセラー養成講座では、初回の実技から受講生数名に1名の指導者役の方も参加している状態であるが、キャリコンの場合、初回の短いものは、受講生のみだという点。
キャリコン養成講座でも講師の方が、巡回しているけど、全ての受講生を最初から最後まで確認している状況ではない。キャリコン養成講座の場合は、中盤あたりから、サポーターとして資格保持者受講生数名に1名が参加しての実技もある。
このスタイルからも、違いというものを感じる。

まだ、産業カウンセラーは、受け始めたばかりだが、
全く傾聴とか分からない、あるいは、職場で面談をする側の経験がない人やどうしても上手く対応できない場合には、産業カウンセラーから受講することをお勧めしたくなった。
といっても、どちらも気安く受講できるような金額ではないところ・・・

キャリコンと似たようなところもあるので、テキスト見る感じでは、理論的なものは、同じような感じだが、大きく異なるのは、精神医学に関する内容があり、その内容も幅広いように感じる。
(テキストの半分程度占めている)
傾聴の学びもあるが、このあたりも学んで行きたい内容だったので、産業カウンセラーにも興味があった。周りを見ても、メンタル的に不調になるものが増えているように感じるところもあり、なんで、国公認(労働省公認だった?)から産業カウンセラーが外されたのかは、不思議なところ。

養成講座の始まりのいまの段階では、より初心者に優しく、段階を経て実技をする点では、産業カウンセラーが勝っていると感じ始めている。

同じ養成講座だが、本当に養成するためのものと、試験対策養成講座になっているものと、どちらが、今後、自分自身にも他者にも活かせるのだろうか?
キャリコンの方は、オンライン資料のビデオの中には、『試験には、こう出る』と書いてあるからね。
厚労省の10万人キャリコン云々もよいが、試験に合格しただけの10万人だと意味があるのだろうか?とここでも感じるな・・・

~余談~
キャリコン登録時に、産業カウンセラーの入会手続きもついでにしていたのだが、郵送先が同じ私書箱!?
一瞬、封筒の宛先、ミスったかと思った。
元々どちらも国公認資格だったこともあり、委託先が同じなんでしょうね。


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