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政府の税収見通しの精度は、政府経済見通しに比べて高いのか?~EBPMに資するデータPJ

 昨日(7月6日)の日本経済新聞朝刊に「税収67兆円で最高 でも歳出142兆円の半分 昨年度 コロナ対策で予算規模優先」と題する下記のリンクの記事が出ていたように、7月5日に財務省が2021年度の決算概要を公表しました。

 記事は歳出の大きさに税収が追い付いていない点に注目していますが、私は2年連続で税収が過去最高額になっている点に注目しています。2021年度は補正後予算で減収見通しだったのが決算では大幅増でした。2022年度は当初予算で減収見通しだったのが、補正後予算では増収見通しに変わったものの、決算はさらに高い伸びになっています。

 このところ経済成長率の実績は政府経済見通しを下回るのが常態化してます(つまり、政府見通しが楽観的過ぎる)が、税収見通しの精度はどうなんだろう?こんな問題意識から、下記の論考をまとめてみました。ご覧いただければ幸いです。

 なお、本研究PGでは、GDPナウキャスティングなど様々な情報発信をしております。下記のリンクもあわせてご覧いただければ幸いです。


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