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「選挙行ってくるね」「偉いね」という世界で。

こんにちは。
最近眠くて、帰宅するとすぐに寝てしまいます。
なので、記事を書き始めたはいいものの若干熟成させました、灯道です。
これは先日、選挙があった日のお話です。

当日の19:30。
滑り込みで選挙へ行きました。
特に外食することなく帰宅しました。
意味がわかった方は世代が近いです、どうぞよろしくお願いします(???)

職種的に土日祝日関係なく仕事があるので、選挙日も出勤でした。
期日前投票もありましたが、入院したりしていたので、
さすがに行けなかったのと体力がなく、お休みしてました。
仕事が終わってから急いで選挙に行きましたが、
職場でチラホラと「この後、選挙行かなきゃ」「偉いね」、
「選挙間に合うかな」「偉いね」という会話が聞こえました。
私も言われたのですが、なんとなく、そこで思ったこと。

選挙に行くことは「偉い」ことなのか

そもそも選挙に行くためには選挙権が必要で、
選挙権とは

政治における参政権の一種であり、国や地域での選挙に参加できる資格またはその地位を指す。これは選挙において投票する権利のみならず、選挙人名簿への登録や選挙の公示を受ける権利や、議員定数に著しい不均衡が生じた際に選挙人がその是正のための立法措置を求める権利なども含まれる。
(Wikipediaより)

らしい。
とすると、当然与えられた権利を使っているだけなので、
偉いも何もないはず。なんだけど。

日本では投票率が低い状態が続いています。
若い世代だけでなく、中高年の方も面倒だから行かないという選択肢を取る人もいるとか。
まぁ正直、選挙に行ったところで、目に見えて大きく変わる何かがあるわけでなく、戦争は終わらないし、国会中に居眠りするおじ(い)さんが急にいなくなるとも思えないし、電気代が安くなるわけでもないし、物の値上げは止まらないし、明日から最低賃金が全国統一で1,800円になるわけでもないので、なーーーんの期待もできないよね、そりゃそう。
だったら、好きなアーティストがアルバムに入れる選曲投票してたほうがよっぽど自分にとっては重大って思っちゃうよなぁ。
せんきょく、だけに。冗談。

私が選挙に行くのは推し政党があるからでもないし、
選挙に希望があるからでもないけど、
やることはやったうえで文句が意見が言えるように行っている、
という感じではある。
なんもしてないのに、文句垂れてもそりゃお前動いてないしな、って言われて終わりだから。
選挙は行った、投票もした、しかしこの国も現状もさして変わらねぇな、って言えてたほうがまだいいかなって思う。
そうでも思わなきゃ、やってらんないよー、正直。

「偉いね」って言葉は褒めるときに使うけど、
自分は到底やる気がなくてやれる気がしないわ、っていうときとか、
そんなことわざわざよくやるよ、とか
マイナスな時にも使うイメージがある。
そんな風な会話が、選挙の話題で出てることが、
どうしようもなくて、やれやれという気持ちなるね(突然の村上春樹感)、というお話でした。
選挙ってそんなもんよ、って見方もあるかもしれないけど。




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