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東大英語の必勝法!

2023年、東京大学文科一類に合格しました。受験戦争から抜け出し晴れて4月から東大生ということで、東大の必勝法を皆さんにお伝えしようと思います!といってもとくいな科目が英語しかないので英語の必勝法を教えます!

1-A

要約は筆者の主張、その根拠を意識して読み、それをまとめれば平均点は確実に超えます。ここで論理がしっかり通るようにまとめることが出来れば高得点も期待できます。

1-B

東大の英語試験では、時間内に素早く問題を処理して解答できる能力が非常に重要です。実際、時間がない中で的確に解答できるかどうかで、10ポイント以上の得点差がつくこともあります。たとえば、1B全問題を読むと15分ほどかかりますが、前後読みだけで解けるならば7分ほどで解答できます。これによって、残りの8分間を要約や英作文を考える時間に充てることができます。このように、前後読みだけで解答できる能力は非常に重要であり、時間を有効に活用するためにも身につけておくことが大切です。

2-AB

自由英作文の対策ってめっちゃ大変ですよね、添削はそんなに頻繁にできませんし...。だけど正直ここで満点近い点数を安定して取れると英語全体で高得点を安定して取れるようになります!

自由英作文を書く際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

・簡潔で明確な文を心がける。
・文法ルールに従い、正しい英語を使う。
・論理的な構成にすることで、説得力を高める。
・単語選びに注意し、正確な意味を伝えるようにする。

自由英作文の対策は練習をたくさんすればするほど上手くなります!あの東大合格者を出しまくってる鉄緑会では高校一年生から自由英作文の添削の宿題を毎週してるのであの合格実績も納得です。

まず自由英作文の添削ってどのようなことをしてもらいますか?
おそらく
0,問題を出してもらう。
1,文法ミスを指摘してもらう。
2,点数をつけてもらう。
3,文の内容の直しをしてもらう
こんな感じだと思います

しかし、自由英作文の根本はここではありません。主張ー根拠ー具体的説明
の繋がりをしっかり書くことが大切です。この繋がりを考えるだけなら日本語でできますよね?日頃から日本語でこういったことを考えるように心がけるといいと思います。具体的な練習法はあとで別に挙げるのでそっちを見てください

3

リスニングは毎日の継続的な練習が必要ですがここでは小手先のテクニックと時間配分について紹介します。
まず、下読みです。下読みをどれくらいやればいいか決まってない人もいると思いますが結論から言うと人それぞれ自分に合ったやり方をするべきです。
1,下読み少なめ
下読みを問いだけにして選択肢は読まない
メリット:時間が圧倒的に短縮できる
デメリット:選択肢から得られる事前情報がないので失点しやすい
これはリスニングがとても得意な人がとるべき手法です。基本一回目の放送で内容を把握して、2回目の放送で選択肢を絞るという形で解いていきます。

2,下読み普通
問いと選択肢を下読みする
メリット:情報が多い状態で聞けるのでリスニングが苦手でも高得点を取りやすい
デメリット:時間がかなりかかるので他のところで時間を短縮しなくてはいけなくなる
リスニングが得意ではないがリスニングでしっかり点を取りたい人がとるべき手法で選択肢から放送の流れを最低限把握しておいて1,2回の放送で選択肢を絞っていくと言う形で解いていきます

3,下読み多め
問いと選択肢を下読みして、選択肢の重要箇所に下線を引いておく
メリット:これをするとリスニングの点数が高得点で安定します
デメリット:時間がかかりすぎる。他のところの時間をかなり圧迫するので時間配分をしっかりと考えてやらないと詰みます
2の強化版のような形ですが選択肢の重要箇所をチェックするのは慣れると早くなるので最終的には2と同じぐらいの時間でできるようになるので2をやるなら3をお勧めします。しかし2,3はともに他の大門の時間を圧迫するので読む・解くのが早い人以外はこれをやるとかなりしんどいです

4-A

文法問題は文量も多く、文法ミスも文脈から判断しなければいけない点がありみんなの苦手意識が高い場所だと思います。
文法問題は過去問から傾向を分析してそれに該当する箇所が出てきたら注意するという形でしか対策ができないので過去問演習でその力を磨くしかありません。

4-B

和訳は減点採点なので減点されないような解答を書く癖をつけましょう。特に時制はいい加減に訳すと減点が入りまくって点数が残りません。文構成が掴めるのは大前提であり、それよりさらに精密な訳が必要になるので過去問を解いて大体合っているからと終わらせないで時制や完了形、進行形の訳出などに気をつけて採点しましょう。

5

5の長文は一番点差がつきやすいところだと思っています。得意な人は高得点が安定するのに対して苦手な人は点数が乱高下して実際にどれくらい取れるのかが掴めないような感じなのではないでしょうか。
長文ではいかに点差をつけられないかということが重要になります。
そのために、まず登場人物の関係性、主役の感情を整理するということが最も重要です!おそらくこういうことを「時間がかかるから」と省いてしまっている人がいると思いますがそれでは「全部解き終わるけど点数が安定しない」という結果になってしまっているはずです。点数が安定しないのはこの長文の点数がいい時もあれば悪い時もあるからなのではないでしょうか。たとえ最初は時間が足りなくなってもこういった正確な読み方をする癖をつければ長文の点数が安定するようになるはずです。

最後に

僕が東大英語を解く上で意識している箇所を大門ごとに挙げてみたのですがいかがだったでしょうか。東大の問題は時間がキツイので1つ1つの大門の練習だけでなく全体を通した練習を欠かさないようにしましょう。2ABで書いたように自由英作文の練習法については長くなるので別の記事にまとめるので是非ご確認ください

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