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最も愚かな問題解決法と環境問題

世の中には、自分の見えないところ・関与しないところに問題を押しやることによる問題解決法があります。実際は問題は解決されておらず場所が移っただけですが。そしてそれを自分の解決力のごとく思っている人もいます。
僕はこの解決方法は最も愚かな解決法だと今も昔も思っています。

小学生の頃、最後に触った人がゴミを処理する遊びというか押し付け合いをした経験は多くの人があるのではないでしょうか?僕が小学生でそれをやっていた時のことを思い出すと、人に押し付けても自分がやらなくなるだけで、ゴミを処分しないといけないという問題は何も解決していないと考えていたので、押し付けられても誰かに押し付けるモチベーションもなく結局自分で処理していた、そんな記憶があります。

もっとスケールを大きくしてみると、それは環境問題に行き着きます。問題を外(大気、海洋、生態系など)に押しやることで人間サイドには問題がない状態にした、つまり問題解決されたはずだったけれど問題が跳ね返ってきているのが環境問題です。温暖化も、燃料を燃やして生じるのは透明な気体で目に映らないから問題はないと思っていたものが、実は大問題を引き起こしていたというものです。

僕は生き物が好きな人間なので、そういった人間の盲目的で無責任で愚かな面による被害を受ける外側部分の生き物たちが不憫だなと思うとともに、種名にそぐわず賢くないうちの種が迷惑をかけていることに申し訳なさすら感じます。なので生態系・生物多様性の問題は自分の中で1つの大きなテーマになっています。今後このテーマのnoteも書いていこうと思います。


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