mimi

東京、ときどき山。

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  • 山で逢えたら

    普通の人の、ゆる登山のアレコレ。

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山で逢えたら No.005 -神様からのギフト、金峰山-

2014年に乗鞍岳の登頂を諦めた私ですが、 2016年の高尾山登頂で山に登る楽しさを覚えた、その一年後。 2017年6月、友人達と訪れた金峰山で息を飲むような絶景の数々に山の素晴らしさを心の底から実感しました。 高尾山と奥多摩以外の本格的な登山はこの時が初めて。 森林限界を超えるのも、岩場も鎖場も初めて。 山小屋に泊まり、山で朝を迎えるのも初めて。 体力の限界を感じながらも、一歩一歩あゆみを進めるうちに、 標高が高くなり、 植生が変化して、 樹林帯を抜け

    • 山で逢えたら No.004 -諦めた乗鞍岳-

      まだ登山を始める前の2014年、初秋。 初めて乗鞍岳に行きました。 そもそも登山をするつもりはなく、旅の目的地は上高地。 「朝靄の大正池で写真を撮りたい」その為に向かったのですが、 しかしなんといっても上高地は宿代が高い。 うーん。。。 そこで一泊目は乗鞍高原のペンションに泊まり、二日目に大正池に行くことにしたのでした。 乗鞍高原を選んだのも「比較的上高地に近い」ことと「高原で写真を撮りたい」という理由。 乗鞍岳?あーあるんですね〜山がね〜。というくらい山には

      • 山で逢えたら No.003 -初めての達成感-

        登山の楽しさってなんだろう? きっとそれは、本当に人それぞれ。 登り始めの頃と、続けてみた時と、心境の変化で楽しみ方が変わる事もあるかもしれない。 
 では私にとって、登山の楽しさってなんだろう? 
 まずは単純に自然の中に身を置くって心地良い! 樹々に囲まれ、光を感じ、鳥の声を聞き、花を見つける。「〇〇山に登る」と決めて「達成」する。 その成功体験と同時に、自分の足で登ってきたからこそ出逢えた景色が眼の前に広がり、非日常というエッセンスまで加わって、すごく幸せな

        • 山で逢えたら No.002 -山へ行くつもりじゃなかった-

          いつの間にか山に登るようになった私ですが、 登山を始めよう!とは全く思っていなかった。 むしろ、登山に何か魅力を感じたこともなかった。 生まれ育ったのは、少し行けば大自然という北海道の札幌。 都会も自然もどちらもあったので、田舎への憧れも皆無。 実家の窓から山が見え、山はいつもすぐそこにあるものだったけれど、 「山って登っても下りるんでしょう?何が楽しいんだろう?」くらいに思っていた。 山か海だったら、絶対に海! 札幌には海がない。 子供の頃は唇を紫にして震えながら冷たい

        山で逢えたら No.005 -神様からのギフト、金峰山-

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          山で逢えたら No.001 -ご挨拶-

          2016年の高尾山登山に始まり、 2017年はテントを背負って涸沢へ。 2019年は念願の槍ヶ岳へ登ってきました。 
 だけど多分、 ジャンダルムも剱岳も富士山も登らない。 百名山の制覇も目指さない。 数ヶ月に一度、カメラを持って山歩きを楽しむ。 そんな普通の人の、普通の山歩き。 「ほどほどハイカー」の私の経験が、 「これから少しだけ登山をしたい」誰かの参考(反面教師?)になるかもしれない。 そんな想いで過去の失敗談も織り交ぜて綴りたくなったのでnoteを始めました。 
 


          山で逢えたら No.001 -ご挨拶-