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番外、働くとは。。。

何が食べるのよりも好きかなど聞かれると、未だに即答できないが、確実にクリエイティブな活動は精神衛生上必要不可欠であることは間違いない。

だが、クリエイティブ活動で食べていく事への執着心が薄れてからその気持ちを受け入れるまでに暫く時間がかかった。

きっかけは、父が亡くなり、母が一人暮らしを始めた事だった。

とりあえずやってみよう!という柔軟さが仕事選びにおいても大事だという事が分かった。

他の事で収入を得ようなどとすると後ろめたいような、

何だが浮気しているような気分になっていた。

海外で生活している私は収入が無いというのは如何せん自信をも無くすし、気持ちを荒ませる。今でも収入の確保という面で安心できる立場にいるわけではないが、

仕事を通して”私でも人の役に立つ事が出来るのだ”という事を

感じる事が出来て、何だかようやく社会の一員に成ったような

気持ちになる事が出来て、人間として成長できたような気持ちだ。

帽子なんて、ファッションなんて、アート何て。。。

社会のゴミみたいに思える程ひねくれた気持ちになる事も多々あり、前向きやプロダクティブに考える事の出来ない自分の足跡を揉み消さずに何かできないかと20年以上は環境の変化はあったが同じ繰り返しだった。

私のような優柔不断は社会に出て仕事をやってみるという決断は必要だった。老若男女、身体問わず適材適所は存在するもんだ。社会がそれぐらい柔軟になったお陰だと思う。 

先日病院にて検査でお世話になったが注射の準備をしてくれた看護師は、
いわゆるMuteの方だったが、手際よく注射をしてくれて身振りと少しの発声で仕事をこなしていた。明るい笑顔で聞こうとするこちらも集中する必要があるが、なんの問題もなかった。前回医者が注射を刺してくれた時は、説明話は沢山してくれるが、ぐりぐり静脈をごり押しで探そうとするため、3日ぐらいは内出血をしていた。

やりたい事がはっきりしているのに、環境が全て前進を阻止している場合もある。。。Covidでそういう人も多いだろうが、自分の子もその一人だ。

だが、そんな時は、誰がStephen Hawkingが言ったというのを誰が
訳したのかは分からないが・・・・どんな環境でもどんな状況でも誇りを大切にしながら励みになる言葉になるだろう。。。

私は一生通して柔軟で建設的な考え方が出来るように過ごして生きたい。

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