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【体験談】公務員時代どうしても嫌だった3つのこと

こんにちは、もっちゃんです!

今回は、公務員時代にどうしても嫌だった3つのことについてお話しします。

この記事は、これから転職を考えている20代の若手公務員の方々に向けて書きました。

ぜひ参考にしてくださいね。

1つ目の嫌だったこと:他責思考の多さ

公務員時代に一番嫌だったのは、他責思考が蔓延していたことです。

他責思考とは、何か問題が起こった時に、その原因を自分ではなく、他人や環境のせいにすること。

他責思考の具体例

  • 仕事中にミスが発生したとき、規則のせいにする

  • 他部署との調整ミスを自分ではなく相手の責任にする

  • 「時間がなかった」「通知がわかりづらい」「PCの調子が悪かった」などとにかく自分以外の何かのせいにする。

公務員は書類のタブルチェックが非常に多いです。

僕も新卒の時から、50歳くらいの事務が提出する書類をチェックする役割を担っていました。

その人毎月書類にミスがあって、その度に僕が電話でお知らせして、修正を加えないといけない。ミスを指摘しても「規則が変わったことを知らされてない」とか「他の業務が多すぎて立て込んでいた」と絶対に自分のミスだった、と認めようとしませんでしたね。

愚痴みたいになってすいません笑

他責思考が生まれる理由

なぜこんなにも他責思考が広がるのか?

その原因の一つは、公務員の給料体系にあります。どんなに頑張っても、給料は変わらないため、努力しない方が楽なのです。

その結果、ミスを他人のせいにして、自分の身を守る行動に出る人が増えてしまうのです。

他責にした方が、楽ですから。やはり楽な方に流れるのが自然なことです。

2つ目の嫌だったこと:紙書類の多さ

次に嫌だったのは、紙書類の多さです。公務員の仕事は何かと書類が多く、デスクは常に紙で溢れかえっていました。この紙文化には本当に苦労しました。

紙書類の問題点

  • デスクが常に紙で溢れている

  • 書類を持ち歩けないため、場所に縛られる

  • 紛失のリスクが高い

クラウド技術が発達している現代では、データをクラウドに保存することで、どこからでもアクセスできる利便性があります。

しかし、公務員の世界では未だに紙書類に依存しているため、物理的な場所に縛られ続けることになりました。

例えば、重要な会議資料を持ち歩く際には、紙の束を持ち運ばなければならず、紛失したら大変なことになります。

書類がなくなって、それを探すのに一日かかってしまった、ということもありました。その仕事って意味あるのか?という話。

それに新卒2年目の時にテレワークが全廃になってしまったのもきつかったですね。理由は「書類を持ち帰ると、紛失のリスクがあるから」

そのリスクを乗り越えるために、クラウドに保存をするという技術が広まったはずです。

3つ目の嫌だったこと:ミスをカバーするための仕事の多さ

最後に嫌だったのは、ミスをカバーするために増える仕事の多さです。公務員の仕事では、ミスが発生するとそのカバーに多大な労力がかかります。

ミスカバーの具体例

  • 始末書の作成

  • 事情聴取の対応

  • 説明資料の大量作成

例えば、ミスが発生すると、その度に始末書を書いたり、事情聴取を受けたりする必要があります。

また、そのミスの背景を説明するための資料作成も必要となり、結果としてミスをカバーするための仕事が雪だるま式に増えていきます。これが本当に辛かったです。

ミスが許されない環境の問題点

ミスを恐れるあまり、心理的に大きな負担がかかります。

私はプログラミングもしていましたが、プログラミングではミスを通じて成長するのが普通です。

エラーを見つけて修正することで、知識を深めていくプロセスがあるのです。しかし、公務員の仕事ではミスが許されず、その結果トライ&エラーができない環境になってしまいます。

20代で、ミスを恐れる体質になったら、その時点で確実に成長は止まります。職場内だけならまだしも、ミスができないというマインドが染み付いて、あらゆる場面でチャレンジをしなくなるのが本当に怖かったですね。

ミスができないと、本当に人の成長は止まります。それを許さない環境にいるのならば、一度そこを出る選択をするのもいいのではないかと僕は思いますね。

まとめ

以上が、公務員時代にどうしても嫌だった3つのことです。

他責思考の多さ、紙書類の多さ、ミスをカバーするための仕事の多さ。

これらの経験を通じて、私は公務員の仕事が自分に向いていないと感じ、転職を決意しました。この記事が、同じように悩んでいる若手公務員の皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またお会いしましょう!

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