大阪から!津軽海峡の冬景色を見に行こう!その2

1日目 山を越え日本海へ!(つづき)

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ここからは飯山線に乗車します。乗車したのは越後川口行きの2両編成です。早めに並んでいたこともあり、無事ボックス席を確保。3時間のまったりした旅のスタートです。

エンジン始動!普通列車としなの号からの乗り換え客を乗せたところでいよいよ出発です。

長野車両センターに置かれた廃車待ちの車両を右に見ながら進みます。
駅名が時々ネタにされがちな三才駅に到着です。豊野まではしなの鉄道ですので18切符利用の際は別途260円お忘れなきよう…!

しなの鉄道北しなの線と別れ、千曲川に沿って進みます。
途中小さな駅で地元の利用者を降ろしながら、のんびりまったり。

長野を出て45分、新幹線との乗り換え駅飯山に着きました。そこから3つ進み戸狩野沢温泉駅へ。ここで後ろの1両を切り離し、終点までワンマン運転となります。JR東日本のローカル線は意外と本数少なくても車掌が載ってたりすることが多く驚きです(西日本の乗りつぶしから先に進めた人の感想…)

最高積雪地点、森宮野原駅に到着。なんと積雪記録7.85m!
今期、正月あたりはあまり雪が降りませんでしたが、ここまで来るとさすがに残ってますね。

列車はいくつものトンネルやスノーシェルターを潜り抜け、いざ新潟県へ!
ミネラルウォーターで有名(?)な津南を過ぎると一気に日が落ち始めました。十日町でまとまった乗車が。1両のディーゼルカーが満席近くなりました。

そしてようやく、終点の越後川口に到着です!

ここから水上からの普通列車に乗車。4両編成でらくらく座れました。
長岡駅で少し時間をつぶします。

長岡駅、いつ来ても鳥のフンがすごいです…

駅ナカのカフェで温かいコーヒーを飲んでました。1月の新潟は極寒です、コーヒーの温かさが身に染みる…!
次に乗車するのは新潟行きの普通列車、6両編成です。本当はこの次の快速でも時間的に問題はないのですが、2両だったのでらくらく座れそうなこちらで。

真っ暗の新潟平野、特に外は何も見えません…気づいたら寝落ちしてました
鉄道のまち、新津駅に到着。

4方向、列車の行き先は様々です。ちょうど会津若松行きが出発していく音が聞こえました。磐越西線にもまた乗りたいな…
駅を降りてデイリーヤマザキで買い物します。

ここから乗車するのは羽越線の鼠ヶ関行き。GV-E400の2両です。
GV-E400は独特の大きい駆動音が好きです。新しい車両でも夜汽車は夜汽車!て感じの雰囲気。

新発田で白新線からの乗り換え客を拾い、引き続き羽越線を北上します。
しかし真っ暗です…

のんびりしていると村上に到着。鼠ヶ関行きですが鼠ヶ関まで行ってしまうと詰んでしまうのでここで下車します。ここから酒田行きのいなほ号に乗車します。まっピンクなE653が来ました。こうしてみると北海道のはまなす編成ぽいですね…

堂々7両ですが客はまばら、まぁ、この時間ですしね….
チケットホルダーに特急券を挟むと勝手に検札してくれます。アナログですがありがたい…

デッドセクション通過!

走り抜けること1時間20分、終点村上に到着です。
深夜に乗る特急列車特有の独特な気だるい雰囲気が好きです。ガラガラだと少し寂寞感もあっていいですね。

終点村上に到着。乗り継ぐ列車もなくなったのでこれで終わりです。

自分のXから。大変長らくのご乗車お疲れ様でございました…て言いまわしがなんだか好きです。ちょっと体が疲れてきたときに聴くひたちチャイムも良きです。

ここまでの旅程!

余談

実は本来の旅程では米原からそのまま北上し、北陸本線を通る予定でした。しかし、この日は1月5日。
余震が不安だったこともあり、急遽飯山線経由となりました。
富山で美味しいものたべたり、筒石駅に訪問したりしたかったのですが、もっぱら移動することとなりました。こればかりはしょうがないですね…

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