なよたけのかぐや

好きな作家サンのレビュー✨感想✨オススメ✨ 芸術や美術の観点から原田マハさんが好き 歴…

なよたけのかぐや

好きな作家サンのレビュー✨感想✨オススメ✨ 芸術や美術の観点から原田マハさんが好き 歴史学び中。戦争🪖映画や本の感想。レビュー。 介護の仕事を通じて1939年〜1945年を生きた人の生の声を聞く 今ある当たり前は誰かの犠牲の上に立っていると思う

最近の記事

魚座♓︎満月から見る世界情勢

魚座満月は感受性や直感を強調し、精神的な洞察や感情的な深さを引き出します。この満月は、個人や社会全体の精神的な側面に焦点を当てる傾向があり、次のような影響が考えられます。 1. **精神的な目覚め**: 世界情勢に対する新たな洞察が得られるかもしれません。精神的なつながりや共感が重要視され、社会全体の問題に対する新たな理解やアプローチが生まれる可能性があります。 2. **感情的な変化**: 感情的な反応が強まることで、社会的な動きや抗議活動が増えるかもしれません。人々の

    • 戦争は女の顔をしていない

      『戦争は女の顔をしていない』 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』は、戦争文学に新たな視点をもたらした作品です。第二次世界大戦で従軍した100万人以上のソ連女性たちの声が、初めて光を浴びたこの作品は、戦場での女性の役割と、戦後社会から冷遇された彼女たちの苦しみを描きます。戦争の真実は、戦場での恐怖や飢え、そして生き抜くための厳しい日常にあり、これまでの「英雄」像を覆します。彼女たちの体験は、戦争の悲惨さを改めて感じさせるものであり、戦争における女

      • 下弦の月🌗世界情勢

        双子座の下弦の月 世界情勢 8月26日の双子座下弦の月は、エネルギーの収束を象徴し、新月に向けての準備期間に入ります。下弦の月の影響は、内省や手放しを促し、個人だけでなく、社会や世界全体においても変化や調整の動きが見られる時期です。双子座が司る「コミュニケーション」「情報」「知識」に関連するテーマが、特に注目されるでしょう。今回の双子座下弦の月は、情報の整理や真実の見極めが特に重要となり、以下のようなトピックに影響を与えることが予想されます。 1. **情報操作とメディ

        • 満月🌕今の世界情勢

          水瓶座満月と今の世界情勢 2024年8月の水瓶座満月は、特別な「スーパームーン」として、私たちに非常に強いエネルギーをもたらしています。 **水瓶座満月が象徴する自由と革新** 水瓶座は、枠にとらわれない自由な発想と、これまでの常識にとらわれない新しい価値観を持つ星座です。今、世界は未曾有の課題に直面しており、気候変動、紛争、経済格差、難民問題など、私たちが抱える問題は複雑化しています。これまでの解決策では通用しない局面において、革新と協力が求められているのです。 特

        魚座♓︎満月から見る世界情勢

          水瓶座♒︎満月(スーパームーン)

          水瓶座♒︎満月(スーパームーン)🌕 8月の水瓶座満月は、特別な「スーパームーン」として私たちに大きな影響をもたらします。スーパームーンは、月が地球に最も近づくタイミングで起こるため、通常よりも大きく、明るく見えることが特徴です。そのエネルギーも強力で、心身や環境に対して大きな変化を促します。このスーパームーンは、水瓶座の自由と革新の精神をさらに強調し、個人と集団の調和を探る絶好のタイミングです。 **ホロスコープリーディング** スーパームーンによって通常の満月よりも感

          水瓶座♒︎満月(スーパームーン)

          リボルバー 原田マハ

          『リボルバー』 原田マハさんの『リボルバー』は、フィンセント・ファン・ゴッホの生涯にまつわるミステリーと美術史が見事に融合した、非常に魅力的な作品です。物語の中心にいるのは、高遠冴(たかとおさえ)という美術史に情熱を注ぐ女性。彼女はパリ大学で美術史の修士号を取得し、現在は小さなオークション会社「キャビネ・ド・キュリオジテ」で働いています。普段はさほど目を引かない「お宝」を取り扱う日々の中で、彼女はある日、錆びついた一丁のリボルバーと出会います。 このリボルバーこそが、物語

          リボルバー 原田マハ

          キネマの神様

          『キネマの神様』 2008 原田マハさんの小説『キネマの神様』は、映画と家族の絆をテーマにした感動的な物語です。主人公の歩(あゆみ)は、無職の39歳独身女性で、突然会社を辞めることになります。そんな折、映画とギャンブルが趣味の父・ゴウが倒れ、多額の借金が発覚。家族の絆が揺らぐ中、歩は父が投稿した文章をきっかけに、映画雑誌「映友」の編集部で働くことになり、ひょんなことから父の映画ブログを始めることになります。 この作品は、映画が持つ力とその魅力を余すことなく描いており、同時

          お帰りキネマの神様

          ### 『キネマの神様 ディレクターズ・カット』(2021年)レビュー (note用) 原田マハさんの『キネマの神様』は、山田洋次監督によって映画化され、その際、監督自身の若き日の経験を重ね合わせた脚色が加えられました。『キネマの神様 ディレクターズ・カット』は、その映画シナリオをベースに、原田さんが新たに創り出したもうひとつの物語です。 映画版では、昭和の懐かしい風景や情緒が色濃く反映され、山田監督ならではの温かみが感じられます。ディレクターズ・カット版では、映画では描

          お帰りキネマの神様

          普通じゃない 原田マハ

          原田マハさんの「普通じゃない」 あらすじ 原田マハさんの「普通じゃない」は、夢を信じる力がテーマの物語です。26歳のしいなは、超大手都市開発会社に入社し、新たな一歩を踏み出します。しかし、彼女に待ち受けていたのは、社長から下される「普通じゃない」ミッション。コミカルでスリリングな展開が、しいなの運命を大きく変えていきます。 魅力的な主人公しいな しいなは、現代の若者を象徴するキャラクターであり、その強い信念と困難に立ち向かう姿勢が魅力です。彼女の成長を通じて、読者は自

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          原田マハ 1分間だけ 2007

          「1分間だけ」(著: 原田マハ) 原田マハさんの「1分間だけ」は、働く女性と愛犬とのリアル・ラブストーリーで、感情の深層に触れる一冊です。 あらすじ ファッション雑誌の編集者である藍は、同居人の浩介とともにゴールデンレトリバーのリラを譲り受け、共に生活を始めます。この出来事が、藍の生活に大きな変化をもたらします。都心から郊外へ引っ越したため、仕事に打ち込みたい藍は時間に追われる日々となり、順調に見えた暮らしにも次第にしわ寄せが現れます。 感想 この物語の核心は、藍

          原田マハ 1分間だけ 2007

          原田マハ カフーを待ちわびて 2006

          「カフーを待ちわびて」(著: 原田マハ) 最近、原田マハさんの「カフーを待ちわびて」を読み返しました🌺 原田さんが書いた旅行エッセイも読んでいたのですが、その中で彼女が沖縄旅行の際に出会ったラブラドールの名前が「カフー」で、「ここらでは“幸せ”という意味だよ」と教えてもらったことが、この小説を書くきっかけになったと綴られていました。 物語の舞台は沖縄。小説の中でも、大人が日常の悩みから逃れて沖縄にやってきて、その魅力に取り憑かれてしまうことを「沖縄病」と呼んでいましたが、

          原田マハ カフーを待ちわびて 2006