🎧スイーツとうちの田中

先日、シルバーウィークの最中、大阪文学フリーマケットが行われました。

実は、その前日、ひらパー兄さんのポスターに興奮して、Twitterに写真をあげた時に気がついた。
「え、大阪文フリって明日なの!?」

大阪ひらかたパークのポスターはいつもとんがってて面白い。ちなみに初代ひらパー兄さんは、ブラマヨ小杉さんでした!


それは行きたい。
ひらパーでちょっぴり疲れていたが、いつでもやっているものじゃない。
文フリの空気にぜひ触れてみたかった私は、遊園地の翌日、体に鞭打って行くことに。
そしたら、娘も行くという。
「ん?文フリとか興味ある?」

「だって、お母さん、美味しいお店行こうと思ってるでしょう?」

バレてら!!

せっかく電車に揺られていくんだからね、ちょっと素敵なカフェとかね、行ってみたいじゃない。しかも、文フリの後だったら、買ってきた本とか読めるし。

というわけで、文フリの感想は、後日書くか書かないか分からないけれども。

娘といく素敵カフェを探してみました。
娘といくなら、コーヒーが美味しい、じゃないな、いっそ、映えるやつ!
1人じゃ入りずらそうなキラキラの店探してみようと見つけたのがこちら。

ドン。

ワンピースの悪魔の実を模したスムージー。グルグルはホワイトチョコで描かれており食べられます。
色が選べるスムージー。側面のいちじく本物です。となりでブドウがもぎ取られていく。(大阪天満橋JTRRD cafe)


映えすぎて、たまげた。
隣に座ってるカップルが、スマホ技術を駆使して、写真を撮りまくっている。
顔の間にスムージーを持ち、あらゆる方向からあーでもねーこーでもねーと。
インカメにしたり、店内の光を取り込むために、腰を180度捻ったりして、それはもうキャッキャ。
若者、楽しそう…!

私も負けじとカメラを構える。
娘に「早く食べさせろ」と怒られた。
写真を撮ってる側からブドウを食べられていく。
ああ、お母さんだって、映え写真が撮りたい。

「写真は食べられないでしょーが!」
娘に田中邦衛が降臨した。
すごすごと引き下がる私。
ふと隣を見ると、カップルも半笑いで写真撮影を終えていた。
うちの田中がごめんなさいね…


ちなみに、こちら、お味の方もとても美味しかったです。
素材の味がたっぷり。甘すぎない爽やかな酸味!
天才か。これ作る人天才なんか。
うちの田中も目ん玉こぼれ落ちそうになってた。
違う、ほっぺが落ちそうになってた。

スイーツって、かくも人を幸せにするものです。
本読むどころではございませんでした。


というわけで!
今回のすまスパは『スイーツ』の朗読です!


散々、パフェ高ぇーーー!!
と騒いだ数日後に、まさかこんな映えるスイーツ食べられると思ってなかったんです、これ、絶対すまスパが私をお店に連れて行ってくれました。


そして朗読!
私は、はそやmさんの『スイーツ探偵:和風ビスコッティでホッコリの巻』を朗読させていただきました。

スイーツ探偵。私のイメージは吉田羊さんでした。
コーヒーにビスコッティ浸していそうじゃないですか?
ピリッとしてて、だけど甘い。かっこいいけど抜け感もある。

そんで、私が助手やりたいです。(大学生って書いてあるのにやろうとする)
どうしてもダメだっていうなら、伊藤紗里さんに仕方がない…譲ろうかな…

脳内で、完全にドラマ化。
毎週水曜夜9時放送!今回のゲスト出演は…大泉洋さん!ダブルヨウでお送りします!
とかね、言いたい。うふふ。

あなたの街の事件、ほっこり解決してもらえるかも!


そして、ピリカさん朗読は
月山六太さん『タルトタタンとタンタタン』


響きの面白さと可愛さ。
タンタタン♪ってくせになる音です。
その上、タルトタタンが美味しそう!

こんなにテリテリピカピカのスイーツを前に、決して甘くない事件が起こります。

でも最後にね、クララ・ランズベリー夫人が「タルトタタン・タンタタン♪」って口ずさむんですけれど。
それがとっても幸せそうで、最後はトロリ、ホッとします。

ピリカさんの「タンタタン♪」の声のリズムも絶妙なんです!
タンタタン・タンタタン♪
私も、ランズベリー夫人のお茶会にお呼ばれしたい!
もちろん、事件なんて起こしません、一緒にアンナのタルトタタンを心ゆくまで楽しむのです。うっとり!



スイーツ。
私はあまり砂糖沼の人ではないのですけれど、やっぱりスイーツは惹かれます。
目にも舌にも幸せを運んでくれる。

スイーツ巡って日本を旅する、なんて日が、もうすぐ戻って来そうですね。
いつか、長崎のシースクリームも食べてみたい!


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