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シンプルソウル栞、完成

9月10日大阪文学フリマに向けて着々と準備をしているかと思いきや、今年最後のプールを楽しんでいたとき子です。

娘が、全然水から上がってこない。
しかもめちゃくちゃ泳いでるかというと、そうではなくて、延々と水中で回転している。
何だろう、イルカじゃなくて、オットセイ的な生まれ変わりっぽい。ボール好きだし。


さて、入稿終わって次は何の作業をしなければいけないかと言うと、玉三郎さんの栞制作だ。
本の挿絵はモノクロなので、どうしても、カラーの玉三郎ゾウを見て頂きたい。
その一心で、栞制作を決めていたけれど、ほぼ何も出来ていなかった。
そろそろ作らなくては裁断作業が間に合わない。

そうして作ったものがこちら。

印刷もした

……何だろう、この何かが違う感。
せっかくの玉三郎ゾウが光って見えてこない。
何が問題なんだ?
用紙だろうか?
とりあえず、家にあったマット紙で印刷してみたのだが、何だか手作り感が満載すぎる。
インクのノリがイマイチなのだろうか?

悩みながら、府営プールでプカプカ浮く。
お昼を食べた後、お父さんと交代してもらってテントで休んだ。
そこで何気なく見ていたTwitter(現X)で、またも翼を持った方が現れた。

ウミネコさんである。
私の頭の中が栞でいっぱいの時に、ウミネコさんがなんと栞の写真を載せていたのだ。

めちゃくちゃ良い…!!
シンプルであたたかい。
欲しい。わー、良いなぁ、めちゃくちゃ欲しい栞だ!
うおおおぉぉ、何が違うんだ、玉三郎ゾウも間違いなく良い絵なのに…!!

そうだ。
きっと、ウミネコさんは金にものを言わせて、プロに投げたに違いねぇ。(言い方)
色とバランスが完璧だ、そしてこの真っ直ぐの線、プロの仕業だろう!?
(ウミネコ編集長を何と心得ているのか発言)

早速ウミネコ編集長に聞いてみた。
「手作りですか?それとも注文ですか?(注文だったらどこなの、いくらなの!?)」
そしたら、すぐに、手作りですよ!と返事が来て、さらにどんな紙を選んだかも教えて下さったではないか。

手…手作りだと…!?

返事が来るまでの数分の間に、すでに栞を作ってくれそうなサイトを見ていた私の手が止まった。

…私も素材はスペシャルなものをいただいている。
もっと改善できるハズ。
そう、私も手作りで仕上げると決めていたじゃないか…!!

もう一度、ウミネコさんの栞に惹かれた理由を考えた。
「シンプルであたたかい」
…シンプル…
そうか、私の栞は情報が多すぎるのだ。

見てもらいたいのは、玉三郎ゾウなのである。
ワシは大事なことを見落としておった…!!!

プールで子供達に混じって滑り台を滑る時も
「シンプルスライダー!」
ビーチボールで遊ぶ時も
「シンプルーアタック!」
そしてぇ輝くシンプルソウッハァイ!!

ラッシュガードに帽子、ゴーグルにマスクと、ゴテゴテに紫外線対策をする40代主婦の脳内に、ここまで「シンプル」がこだましているとは、誰も思うまい。
いや、むしろ、その姿でさえもシンプルビキニになっていると言っても過言ではない(過言)。

そして帰って作り直り直した。
前に作った栞で、玉三郎さんに「QRコード載せてもよろしいか?」と確認したばかりである。
がしかし、シンプルに玉三郎ゾウの世界観だけを1枚に込めたい私は
「やっぱりQRコードは載せませぬー!」と再度連絡。
いや載せへんのかいッ!!
もちろんそんなことは玉三郎さんは言わなかった。


そして作り直したのはこちら。

情報を控えて、物語によせた

玉三郎さんのゾウの美しさが際立った…!
そう思った。
作り直してよかった。
あたたかみも格段にアップしたと思う。

と言うことで、こちら、とき子書籍をご購入いただいた方に、特典として付けさせていただきます!!
自画自賛でアレですが、素敵!
ヒャッホー!!
鶫さんのポストカードと玉三郎さんの栞、贅沢すぎて私が今泣いてます。

大阪文フリ、ネット注文、どちらでもご用意いたします。
ネットは予約注文受付中です!


何と、今回も翼を持つ方に助けていただいたという奇跡。
本当にありがとうございます!!

そんなウミネコさんは、お隣のブースでございます。
小雑誌ウミネコ、第一号よりさらにボリュームアップだそうです!


お隣のブース!


私たちのブースも、つるちゃんが宣伝たくさんしてくれてまする!
(プールではしゃいでてすまん)


まだやることはたくさんありますが、私もすでに文フリロスに怯えております。

こういう作業好き


オマケ

見た目は海賊!脳内はビキニ!
(娘に、ゴーグルかマスクかどちらかにしてくれと懇願されたのでゴーグルを外した)
八つ墓村っちゃう娘

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