自分を責めている自分をみつけた。

きのう帰り際に、同僚と、帰る頃には脚が痛くなるよねって話をしていた。

結婚したら、ごはんをつくることくらいは、なんでもないと思っていた。

『自分を責めていませんか？』

正直なところ、家事が満足にこなせていない自分を責める気持ちがかなりあることに気づいた。

夫がわたしが寝ているときに洗濯などの家事をしてくれると、仕事で疲れているのにやってくれたぶん自分もやらないととプレッシャーに感じてしまう。完全にネガティブパターンにハマってしまっている。

自分はできない、できてない、そのことに苛立ち、やりたいけど疲れる。彼はもっと疲れているのに、自分はなんでこんなにできないんだろうって。ダメだなって。

考えてみたら、実家にいたときは猫２匹のお世話と自分のあさごはんとお昼のお弁当さえしていれば良かった。夜ごはんは食べていなかったので、考えなくても良かったし、体力的にも精神的にもそれでちょうど良かった。

---

最近は通勤中にYouTube動画で心理学を学んでいて、自分を責めている自分がいることに気づいた。

• 家事が完璧にできないダメな自分

• 疲れるのがわかっていてお金もかかるのに、お酒を飲んでしまう自分

• 夫に優しくできない自分

全部完璧にできないって夫に宣言して、実際に仕事のある日は炊事は最低限お米を炊くとか、そのくらいしかできない日もある。
しかし、宣言してやらなくていいことにした自分の甘えを許せない自分がいる。

でも。

• 毎日お米を炊いてえらい

• 猫のトイレそうじしてえらい

• 食材の買い物もしてえらい

• 自分のお弁当だけでも毎日準備できてえらい

• 自分の休みの日は、夫のあさごはんとお弁当を準備できてえらい

• 猫たちの面倒みてえらい

• 夫とのコミュケーションを改善するため、がんばって勉強していてえらい

• お金のこともまじめに考えていてえらい

• 家事のことも、仕事のこともうまくまわるように考えていてえらい

• 筋トレはじめてえらい

• がんばりすぎないように自分で気をつけることができてえらい

• 夫に素直になれなかった次の日、ちゃんとLINEで謝れてえらい

• 毎日仕事に行ってえらい

• ゴミ出しできてえらい。

• 家事がしやすくなるようにすこしずつモノの管理をがんばっていてえらい

• スキンケアやUVケアもがんばっていてえらい

• 食材を買い物しすぎないようにちゃんと考えていてえらい

• 仕事もがんばってまわりの人とも仲良くできていてえらい

• 休みの日に家事をがんばってえらい

できなかったことや、できない理由を並べようとしたら、いくらでも言えるくらいあると思う。
いろいろなことが、本当はやりたいのにできないと言うのは、言い訳をしているみたいで気持ちが良くない。

でも、自分は自分だし、わたしなりにがんばってるのはまぎれもない事実だって、わたしは知っているし、『もっとやれる、もっとがんばれるはず』って、今、一生懸命がんばっている自分に、もっと、もっと！といつも言っていて、それを言われている自分は、とても苦しいし、つらい。
実際にはゆっくりしてるのだけれど、これじゃダメだと思っていて、せっかく身体を休めても自分に責められた心は疲弊してしまっている。

---

わたし、自分で自分を責めているように、夫にも責められている気がしていて、すごく悲しかった。ちゃんとできていなくて責められて当たり前だと思っていたし、ありがとうやごちそうさまも言われないのは、不満なんだろうと思っていた。

『当たり前だと思わないで！』とも思うけど、夫にどう思われるか以前に、自分で自分を認めてあげられていないから、夫に認めてもらえてないって感じるんだろうな。

そして、わたしがわたしを責めていると、気持ちが溢れてしまって、どうしても、夫にも責める気持ちが向いてしまう。

わたしは、夫とのコミュケーションに問題があると思っていたけれど、自分の自分を責める気持ちが、ふたりの関係をも不穏にしてしまっていたんだなと気づいた。
そして、夫は夫で、わたしに責められて、自分を責めているのではないだろうかと思う。

わたしは、夫には笑顔でいてほしいし、自分も笑顔でいたい。

（そして、もちろん、猫たちにも楽しく暮らしてほしい）

わたしは、わたしが大好きで、夫のことも大好きで、猫たちのことも大好きで、全員しあわせで生きるために、やっぱり自分や相手を責めずに、できなくても、ダメなところがあっても、失敗しても、OKをだしてあげることがとてもとても大切だと思う。

わたしはずっと、自分の気持ちに素直になれなくて、だからずっとnoteにも本当に思っていることが書けなかった。引越してきてからずっと。いや、引越しする前からずっとかも。
表面的なことばかりを考えていたから、うまくいかなかったんだなと思う。

夫は、そんなわたしの心の動きに、すごく敏感なのかもしれない。きっと、そのことにわたしはこの先も救われるんだろうと思う。

不満があってもいい、完璧じゃなくていい、ダメでもいい、うまくいかなくてもいい。

まずは、穏やかな毎日を過ごせている自分を、たくさんたくさんほめてあげたい。
そして、がんばっているわたしと一緒にいてくれて、ありがとう。夫に、そう思う。