難治性うつ病患者

反復性うつ病障害と診断され難治性となる。 数々の治療を経て最後の砦である電気けいれん療…

難治性うつ病患者

反復性うつ病障害と診断され難治性となる。 数々の治療を経て最後の砦である電気けいれん療法も効かず首を吊る。 病歴6年目。

最近の記事

デイケア通所

主治医はいつも何も言わないため自分からデイケアに通所したい旨を伝え、通所することとなった。 しかし私はデイケアに過度な期待をしてしまっていたかもしれない。 うつ病を始めとして同じ精神疾患に苦しむ患者たちの集いなのだからすぐに打ち解けるものかと想像していたが第一印象は「この人たち本当に患者同士なのか?」だった。 やけによそよそしい。 今にして思えばある程度元気な、通所できる状態にある患者たちだし、入院していて同部屋というわけではないので、大人としてある程度の距離をとる人

    • 休職と地獄の自宅療養

      とても働ける状態ではなかったので休職し自宅療養となる。 手続きを済ませて初めて会社員とは守られている環境にあったのだと知る。 服薬はリフレックス(抗うつ薬)、サインバルタ(抗うつ薬)、デパス(抗不安薬)、フルニトラゼパム(睡眠薬)。 リフレックスは効くのが早いとのことで服薬し始めたが一向に効果が現れない。 それどころかどんどんと悪くなっていった。 ほとんど起き上がれなくなり室内移動は尻もちをついたままの移動。 立ち上がれないのだ。 身の回りのことも満足にできなくなってしまっ

      • 心療内科受診

        現在でも一応、主治医となる医師との診察。 当時はなんて良い先生に出会えたのだろう等と感激したが、その時が最高であった。 心療内科に受診したことのある人なら分かると思うが初診は時間を割いてくれるがその後は3分診療。 精神療法も何もあったもんじゃない。 そもそも医師は精神療法を学んではいない。 国保連に請求するときの名称が精神療法という名称なだけだ。 何が精神療法だただの問診じゃないかと「精神療法」でググると「問診も含む」とあるので開いた口が塞がらない。 受診前は精神科医とは

        • 病気の始まり

          文字が読めなくなった。 それが完全に私はおかしいのだと自覚した瞬間だった。 それまでにもかなりの倦怠感や集中力の低下は感じていた。しかしそれは単なる疲れだと思いこんでいた。 それまでも多忙を極めていたし入社以来ずっと続くパワハラ、頭のおかしい経営者の世話、信頼できる部下の退職。そんなことが続いていたからだ。 だが文字が読めない経験は初めてだった。 理解できない言語を目の前に差し出されているような感覚ですぐに放り投げたくなる。 これは病気だ。 そう思って心療内科を予約