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ドナー【私の闘病経験⑧】

前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです!


ドナーとは

造血幹細胞移殖をすることになりましたが、もちろん移殖なのでドナーが必要です。造血幹細胞移殖の場合、骨髄バンク・臍帯血バンク・親族からもらう、のいずれかの方法があります。

骨髄バンクの場合はご想像の通り健康な方が登録してくれるバンクです。献血ルームなどで登録ができます。

臍帯血は赤ちゃんが生まれた際、へその緒からとることができるもので、赤ちゃんやお母さんの体になんら害はないものです。

親族の場合は遺伝子のマッチング率が高いので、良く使われます。

僕の場合

僕の場合は、両親と兄の4人家族で、兄がマッチング8分の0。母親がマッチング率8分の4で、父親が8分の5でした。個人差はありますが、
一般的にマッチング率が高いほど、副作用が少ないが再発の可能性が高くなる。低いほど副作用が多く出るが再発の可能性が低くなる、と言われています。

いい塩梅なのが、8分の6,7ぐらいといわれるのですが、家族ではぎりぎり父親ができるレベルでした。

なので、最適な造血幹細胞をもらうために、骨髄バンクや臍帯血バンクで、かつ自分の移殖のタイミングで使わせてもらえるものがないかが問題でした。

さらに、自分の場合は体が大きかったので、人よりも多い量をもらわないといけません。臍帯血の場合はすでにとってあるものなので、量が決まっており、なかなか難しい。
骨髄バンクにも最適なものがなく、どちらも断念しました。

消去法で選択肢は母か父からもらうことになります。当時母は55歳、父は54歳で、年齢的にも(54歳を超える場合は避けた方がいいらしいです)適合率的にも、父からのハプロ移殖に決まりました。
(ハプロ移殖についてはこちらに詳しく説明されています)

もし、これで父も適性年齢じゃなかったらと思うと、、、、

世の中には移殖ができない方もいるので、移殖ができること自体がありがたいことでした。

お父さんには心から感謝しています。

それからバンクに登録してくださっている皆さん、ありがとうございます。
みなさんは僕たちにとってお医者さんや看護師と同じヒーローです!

というところで、いざ、移殖が始まります!


また順次アップしていきます!

こういった感じで自分の当時の闘病経験を順次アップしていきます。
どんなタイミングでも、どんな方法でもいいので、質問やコメントいただけると嬉しいです!

そんな私が、今、仲間と共に実現したいと思っていること

私は現在、協力してくれる仲間と共に、闘病経験者が自らの経験を生かし、現在闘病されている人に共感し、応援できるようなつながりを創っていきたいと考えています。

そして私自身も、現在白血病と闘われている方の不安や孤独感を和らげられるよう、力になりたいと思っています。

毎回の記事で話させていただきますが、

こんなことが知りたいという方、白血病で悩みを抱えている方、そんな人のために力になりたいと思っている方

どなたでも、なんでも、TwitterにリプやDM、noteにコメントしていただければ嬉しいです!!よろしくお願いします!

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