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自宅療養、そして社会復帰へ!【私の闘病経験⑪(最終回)】

前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです!


自宅療養

前回の続きです!
退院した僕は自宅での療養が始まりました。いろんな制約があります。

  • 動物や自然、人とのふれあい禁止

  • 食事制限

  • 清潔を保つ

  • コロナによる面会禁止

などなど、、他にも細かいものはあります。なので、一緒に暮らす家族にはたくさんの面倒をかけることになります。

自宅には猫がいたので一部屋を僕専用にしてもらい、完璧なまでに部屋をきれいにしてもらいました。そして食事では必ずすべてのお皿や箸を都度消毒して、食事中に接触がないように黙食。トイレは付き添いをしてもらい、毎日部屋を掃除してもらいました。掃除も埃がまうことのないよう、掃除機は使えません。

母はしばらくの間仕事を休んでくれました。祖母は自分も高齢なのに、しっかり介護してくれました。

家族への感謝は一生忘れません。
一生かけて恩返ししていこうと思っています。

そしてついに、、!

そしてついに、最後の退院から1年、僕は会社に復帰することができました。

それでもまずは週一回の出勤から始まり、一か月ごとに出勤日を増やしていく。少しずつもとの生活に戻していきます。

大きな病気をして長期離脱していた人は、社会に戻るとき不安と恐怖で頭がいっぱいです。同期と大きな差がついてしまったのではないか、また倒れてしまうのではないか、みんなに迷惑をかけてしまうのではないか。

僕も最初は考えていました。
それでも、そんな不安や恐怖よりも、またこうして普通の生活ができること、仕事ができることがどんなに楽しかったか。

同じくらい幸せでいっぱいでした。

僕は幸運にも周りの人に恵まれたので、不安は少しずつなくなりました。

ついには2022年の1月、みんなと同じようにフル稼働して仕事ができるようになりました。

最後に。

僕はいまこうして元気に生活できていること、仕事できていること、普通に人と話せていること、そしてお寿司が食べられることも、笑
上げたらきりがありませんが、すべてに感謝し、こんな幸せなことはないと感じています。

そんな僕は現在、協力してくれる仲間と共に、闘病経験者が自らの経験を生かし、現在闘病されている人に共感し、応援できるようなつながりを創っていきたいと考えています

そして僕自身も、現在白血病と闘われている方の不安や孤独感を和らげられるよう、力になりたいと思っています。

毎回の記事で話させていただきましたが、

こんなことが知りたいという方、白血病で悩みを抱えている方、そんな人のために力になりたいと思っている方

どなたでも、なんでも、TwitterにリプやDM、noteにコメントしていただければ嬉しいです!!よろしくお願いします!

ここまで僕の闘病経験を読んでくださった方、本当にありがとうございました!!!

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