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【進捗報告 #1】リターン・配本状況、教員コミュニティ作り、教材化など

6月に入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?船橋力です。

日本は緊急事態宣言が解除され、ゆるやかに生活が戻りつつありますね。

私がいるシンガポールはいまだ外出制限が厳しく、マスク未着用での外出には罰則があり、また家族以外の同居人以外にはまだ面会することも出来ないなどの状況です。

今回の新型コロナを通じて、自身に起きたこと。

ひとつは、

医療従事者や感染された方々や周囲の方のご苦労を考えると早い収束を強く望む一方で、全世界が同時期にこの「ニューノーマル」に向かう、価値観を揺るがされる共有の体験を経ているこの「期間」がもう少し長く続く方が、人類にとっては大事なのだろうと心の底から長期化も願う自身も共存しています。

留学にも全く同じことが通じると思いますが、「期間」の長さは「質」の高さや「頻度・回数」とともに深く細胞レベルに刻まれる大きな要素です。この機会にひとりひとりが、いま考えていることもきちんと刻み、より幸せな自分と社会創りに向かうことが出来たらといいな願う自分がいます。

ふたつめは、

私にとっては「地球・人類」を体感レベルで意識するようになりました。

「地球や自然との共存」

ふと舞い降りた感覚は、地球上で人間だけ「痛みを避けてきた」のではないか?ということ。

人類はあくまでも地球、あるいは宇宙の一部。食物連鎖、自然淘汰などのエコシステムを考えた時に、虫も動物もみなどこかで恐らくこのシステムを保つために、痛みを享受してきているのではないか?その代償として今回の新型コロナが起きたとも思えるのですが、人間も自分はただ単に地球の一部であって、居場所をもらい、生かされているという感覚を得ました。

Think Global(あるいはGaia/Universe) Act Locally、ということを著書を含めさまざまな場で話をしてきていますが、これまでは頭で感じていたことを、この年になってまた違った感覚で、体感していることに感謝と喜びのようなものを感じています。

さて、すっかり前段が長くなりましたが、プロジェクトの進捗を簡単にご報告します。

【1】 ご支援に対しての「リターン」について

改めまして今回のプロジェクトに応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

皆さまのお手元に、ご支援いただいたリターンとしてご用意していた『トビタテ!世界へ』の書籍について、皆さまへの発送を完了いたしましたが無事に届きましたでしょうか?

早速、ある埼玉県の公立高校の先生から、「早速、興味ありそうな生徒に10冊を配った!『トビタテ!世界へ』は、本当に良い本です!」という声を頂きました。著者冥利につきます。

このようにが複数冊届いた方が多数いらっしゃると思いますが、周囲の方にぜひお渡しいただけると幸いです!

【2】 学校現場への「配本」について

学校の再開がやっと開始されましたが、学校現場の混乱状況や一時ストップしていう留学の本格的な再開状況を見据え、学校の状況をウォッチしながら秋以降に学校に届ける予定にしています。

【3】 「1000人の想いある教員のコミュニティ作り」について

今回、本プロジェクトの目的として掲げていた、1000人の想いある教員のコミュニティ作りについてですが、この先生方をどのように募集するか、どんなことを目指したいかなどの素案を考えはじめています。次号でより詳しくご案内する予定ですが、具体的には来月以降、募集を開始する予定です。今後、知り合いに想いのあるお勧めの教員の方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただきたいと思っていますので、またその時はどうぞ宜しくお願い致します。

【4】 『トビタテ!世界へ』の教材化について

『トビタテ!世界へ』を学校現場で活用いただくため、現在教材制作も進めています。

① 留学を考える ②キャリアを考える ③『トビタテ!世界へ』リアルメッセージ

と、3つのバージョン・コンテンツを開発し、教員の方々にニーズに合わせて選択していただけるようにと考えています。

こちらは、素案・叩き台が完成しましたが、今後複数の学校の先生方にご協力いただきながら、トライアル実施なども踏まえて、共同開発に着手したいと思っています。完成次第、皆さまにも共有させて頂く予定です。(教員の方々には、開発協力のご相談もさせてください!)

・・・

ご報告は以上になりますが、みなさまくれぐれも健康にお気をつけ下さい。

そして、引き続き、本プロジェクトへの応援をよろしくお願いいたします!

船橋力


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